今さらですが、2021年9月5日で閉会した東京2020パラリンピックを楽しんで見ていました。恥ずかしながら、今までこれほどまで真剣にパラリンピック競技を見たことがなかったため、こんなにも面白いものだったとは知らず、もっとちゃんと見ておけばよかったと後悔しました。
車いすバスケや車いすテニス、ゴールボール、ボッチャなど、思い出に残る競技も数多くありますが、特に印象に残ったのが、車いすラグビーと陸上のユニバーサルリレーです。これらの競技は障害の内容や程度による区別やクラス分けによる持ち点配分はあるものの、これらの障害や性別に関係なく、同じルールの下で1つのチームとして戦います。まさに、パラリンピックの主テーマである「多様性」を強く示したものだと感じました。
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東京2020組織委員会は、東京オリンピック・パラリンピックの表彰式で使用する表彰台、楽曲、衣装、メダルトレイを発表した。表彰台は“オリンピック・パラリンピック史上初の試み”として、消費者から回収した使用済みプラスチックを再生利用し、3Dプリンタで製作された。
- 自動運転車が選手村で接触事故、豊田社長が語ったことは
自動運転技術に関して気になるニュースもありました。オリンピック・パラリンピック選手村内で走行しているトヨタの自動運転車「e-Palette(イーパレット)」が、視覚障害のある選手と接触事故を起こしました。
- 目指すは「義足界のテスラ」、元ソニー技術者が挑戦するロボット義足開発
モノづくり施設「DMM.make AKIBA」を活用したモノづくりスタートアップの開発秘話をお送りする本連載。第8回は、ロボティクス技術で義足をより使いやすいものに変革しようと研究開発を行うBionicMを紹介する。自身も義足を使用する同社CEOの孫小軍氏は、階段の昇降も容易く、かつ、服で隠す必要のない“カッコいい”デザインの義足を開発したいと意気込む。
- 初めて走る人に向けた義足用カーボン製板バネを発売
今仙技術研究所とミズノは、スポーツエントリー層向けの義足用カーボン製板バネ「KATANAα」を共同開発した。初めて義足で走る人に向けて、軽量で扱いやすい製品となっている。
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