JUKIは、高速コンパクトモジュラーマウンタ「RX-8」を発売した。搭載ヘッドのノズル数を1ヘッド20本に増やし、一度に吸着できる部品数を向上させた。従来機比1.3倍となる10万CPHの高速搭載により、大幅に生産性を向上できる。
JUKIは2021年7月21日、高速コンパクトモジュラーマウンタ「RX-8」を発売した。横幅998mmのコンパクトサイズでありながら、従来機比1.3倍となる10万CPHの高速搭載により、生産性を向上できる。価格は2244万7000円(税別)となる。
プリント基板の実装工程で2つの搭載ヘッドにより、部品サイズ0.4×0.2mm5mm角、高さ3mmのチップ部品や小型ICなどの極小部品を高速搭載する。
搭載ヘッドのノズル数を1ヘッドに対し16本から20本に増やし、一度に吸着できる部品数が向上。新型搭載ヘッド(P20プラネットヘッド)は同一部品の連続搭載に最適で、チップや小型ICはもちろん、LEDエッジライトを使用した照明やパネル用基板生産でも高品質な生産ができる。
高速スマートモジュラーマウンタ「RS-1R」との組み合せで、柔軟な実装ラインを構築でき、幅広い生産品目に対応。実装の前後工程機器や印刷機、検査機を含めた同社製品との連結により、高速、高品質な生産を提供する。
また、実装統合システムソフトウェア「JaNets」を使用することで、実装ラインでの生産管理をはじめ、基幹システムとも連携できる。実装現場の生産進捗や設備稼働状態、エラーなどを可視化し、対応の迅速化、生産ラインの最適稼働を支援する。
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