ユアサ商事は、製造現場を手軽に自動化できるパッケージ「Robo Combo」をロボットエンジニアリングと共同開発し、切削バージョンの販売を開始した。機能を最小限に抑え、低価格としている。
ユアサ商事は2021年7月15日、製造現場を手軽に自動化できるパッケージ「Robo Combo」をグループ会社のロボットエンジニアリングと共同開発し、切削バージョンの販売を開始したと発表した。機能を最小限に抑え、低価格としている。
Robo Comboは、ロボット部、ストッカー部といったユニットごとの販売に対応する。ロボットユニットは7kg可搬の6軸ロボット「FANUC LR-Mate200iD/7L」で、2爪チャック式の標準ハンドを搭載。ストッカーユニットは6段パレットの引き出し式で、最大ワーク重量は3kgまで、ストックワーク数は18個となる。
ハンドチェンジャー、特注ハンド、加工用治具、位置決めユニット、操作用タッチパネル、ティーチングプログラムなど、オプションによるカスタマイズも可能だ。
既存設備へ後付け設置ができ、位置決め機構を取り付けるだけで複数台の設備に対応し、設備を自動化する。ワンタッチ位置決め機構により、ユニットの移動や再設置も容易だ。また、ストッカーグレードの選択により、さまざまな自動化レベルに対応する。
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