採用プラットフォーム「bosyu Jobs」が「求職者の内定承諾における納得度の実態調査」の結果を発表した。「給与」や「配属部署」について、それぞれ約6割が内定承諾前に知りたかったと回答。企業に納得できるまで聞けたのは、約4割だった。
キャスターが運営する採用プラットフォーム「bosyu Jobs」は2021年1月28日、「求職者の内定承諾における納得度の実態調査」の結果を発表した。
「bosyu Jobs」でのアンケートを通じて実施した同調査には、200人から有効回答が寄せられた。まず、内定承諾前に、知りたいことを企業に納得できるまで聞くことができたかを尋ねたところ、58.5%が「いいえ」と回答した。
「いいえ(納得するまで聞けなかった)」と回答した理由は、「聞けるようなタイミングや雰囲気ではなかった」(55.6%)が最も多かった。次いで「自分の転職基準、軸ではなく、その時は気にしていなかったから」(38.5%)、「知る術が思いつかなかったから」(22.0%)となっている。
続いて、内定承諾前に知っていたらよかったと思うことを尋ねた。多かった回答として「給与、給与制度」(66.7%)、「配属部署、チームメンバー」(65.4%)、「働き方(リモートワーク、残業)」(62.1%)、「仕事の進め方(会議、社内ルール)」(54.9%)などが挙がった。
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