ラブレター・フロム・雪国、宛先は雪が降らない地域のエンジニアモビリティメルマガ 編集後記

雪国を知らない人からいいアイデアが出てくるような気がして。

» 2025年01月08日 15時30分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2025年1月8日発行の「モビリティ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


ラブレター・フロム・雪国、宛先は雪が降らない地域のエンジニア

 2025年もどうぞよろしくお願いいたします。この年末年始は最大9連休といわれていましたが、どのように過ごされたでしょうか。私は実家のある札幌に帰っていました。

 私が帰る数日前から札幌は道路がツルツルに凍っていたようです。タクシーを降りてからロードヒーティングが入った実家の敷地に入るまでの数メートルでさえ歩くのに緊張しました(スケートをやったことがある方はスケートリンクを滑らず歩くことを想像してください。私はスケートをやったことはないのですが)。

 その数日のツルツル具合について、タクシーの運転手さんは「勤め先に出勤するとき自家用車のスタッドレスタイヤでは全く止まれないほどツルツルだった」と言っていました。止まれないほどツルツルだということは、ちょっとした車線変更や右左折で曲がるにも一苦労です。「スパイクタイヤがあったころは、みんなが削りながら走るからこんなにツルツルにならなかった記憶がある」という話も聞かせてくれました。

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