矢崎総業は、「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」において、25Gbps光通信コンポーネントを披露した。2032年以降をターゲットに開発を進めている製品である。
矢崎総業は、「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」(2026年5月27〜29日、パシフィコ横浜)において、25Gbps光通信コンポーネントを披露した。2032年以降をターゲットに開発を進めている製品である。
今回展示した25Gbps光通信コンポーネントは、光−電気変換トランシーバー一体型の光コネクターによって最大25Gbpsの高速通信を車両内で可能にする製品である。光源はVCSEL(垂直共振器面発光レーザー)で、プリント基板側のコネクターサイズは幅14.0×奥行き22.6×高さ11.3mm。光ファイバーはガラス製のGI-GOFと樹脂製のGI-POFの両方に対応する。最大伝送距離は40mである。
ADAS(先進運転支援システム)や自動運転システムは、将来的に解像度が4K以上の高精細カメラを複数用いるとともに、それらの映像データを低遅延で処理することが求められる。25Gbps光通信コンポーネントは、複数のカメラからの映像データを収集/統合するECUと、ADASや自動運転システムの制御を担うECUの間をつなぐ基幹用の光通信ケーブルとしての利用が想定されている。
矢崎総業では25Gbps光通信コンポーネントに加えて、カメラの高精細映像データを伝送するための光通信コンポーネントとして、通信速度10Gbpsに対応する製品の開発も進めている。この製品は、カメラから統合ECUに向けて一方向のデータ伝送を行うことが想定されている。
なお、同社は通信速度1Gbpsに対応する光通信コンポーネントは既に量産しているという。
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