村田機械は、ファイバーレーザーパンチプレス「MF3048HL」に連結可能なソーティングローダー「FG2512」「FG2512T」を発売した。バラシ作業の削減やワーク所在の明確化、次工程に配慮した配置など、生産性の向上に貢献する。
村田機械は2020年10月15日、ファイバーレーザーパンチプレス「MF3048HL」に連結可能なソーティングローダー「FG2512」「FG2512T」を発売した。多彩なブランク加工に対応し、多品種少量生産に適したMF3048HLの能力を最大限に引き出す。
MF3048HLは、タレットパンチプレスをベースにファイバーレーザーの切断加工を付加した複合加工機。FG2512は、MF3048HLが加工したワークを1つずつローダーでピッキング、搬送し、パレット上にワークごとに配置するソーティング機能付き搬送装置で、FG2512Tはストッカーも備える。バラシ作業の削減やワーク所在の明確化、次工程に配慮した配置が可能になり、後工程を含めた生産性を向上する。
これまではピッキングの際、ファイバーレーザーで加工したワークは切断幅が細いため母材に引っ掛かりやすいという課題があった。FG2512、FG2512Tは吸着、ピッキングの際、母材をシートストッパーで押さえることでワークの引っ掛かりを抑え、安定した長時間連続稼働を可能にする。
素材サイズは300×500〜1250×2500mm、製品サイズ80×100〜1250×2500mm、板厚0.6〜6.35mm、最大積載重量2トンに対応する。
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