パワーデバイスの高周波電力やスイッチング波形を実機で計測体験オートモーティブワールド2019

横河計測は、「第11回 国際カーエレクトロニクス技術展」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)において、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)など次世代自動車の開発向けに、環境性能や安全性、快適性の向上を支援する最新の計測ソリューションを訴求する。

» 2018年12月27日 16時00分 公開
[MONOist]

 横河計測は、「第11回 国際カーエレクトロニクス技術展」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)において、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)など次世代自動車の開発向けに、環境性能や安全性、快適性の向上を支援する最新の計測ソリューションを訴求する。

 同社ブースでは、車載向けのGaN、SiCパワーデバイス回路の高周波電力やスイッチング波形の計測を体験するコーナーを設ける。展示するだけでなく、実際に同社の計測器を使ってもらう狙いだ。

第11回 国際カーエレクトロニクス技術展に出展するミックスドシグナルオシロスコープ「DLM3000」(クリックして拡大) 出典:横河計測

 提案を注力する製品は、プレシジョンパワーアナライザ「WT5000」とミックスドシグナルオシロスコープ「DLM3000」だ。WT5000は電力基本確度が±0.03%で、最大で7入力の電力を同時に測定できる。入力エレメントがモジュラー構造になったことで、用途に合わせて入れ替えや増設を行うことが可能になった。また、オプションで最大4モーターの機械的出力を同時に測定可能なモーター評価機能を追加できる。これにより、インバーターの効率評価など、さまざまなアプリケーションを1台でカバーする。

 DLM3000は、タッチパネルを搭載して直感的な操作性を実現するとともに、メモリを最大500Mポイントまで拡張した点が特徴となる。シリアルバス解析やトリガー機能などさまざまな機能を搭載し、測定作業の効率向上に貢献する。8bitのロジック入力や、I2C、SPI、UART、LIN、CAN、CAN FD、FlexRay、SENT、CXPIといったシリアルバスをサポートする。

 この他にも、スコープコーダビークルエディション「DL850EV」やスコープコーダ「DL350」、AC/DC電流センサーの「CTシリーズ」を出展する計画だ。

第11回 国際カーエレクトロニクス技術展(オートモーティブワールド2019内)

会期 2019年1月16日(水)〜18日(金)
時間 10:00〜18:00(最終日は17:00終了)
会場 東京ビッグサイト
ブースNo. E 51-4


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