山洋電気は、遠心ファン「San Ace C175」9TGAタイプを発表した。高風量・高静圧で冷却効果が高いため、通信機や大型インバータ、冷凍ユニット、集塵(じん)機、空調機などへの用途に適している。
山洋電気は2016年8月18日、高風量・高静圧で高い冷却効果を発揮する遠心ファン「San Ace C175」9TGAタイプを発表した。
9TGAタイプには2モデルあり、定格電圧48Vの「9TGA48P0G001」は、17.6m3/minの最大風量、1100Paの最大静圧を備える。定格電圧24Vの「9TGA24P0H001」は最大風量が15.3m3/min、最大静圧830Paとなっている。
2モデルとも外径寸法はØ175mm×69mm。外部からファンの回転速度を制御できるPWMコントロール機能を備え、装置の騒音を低減したり、エネルギー消費を抑えたりできる。
同遠心ファンは、通信機、大型インバータ、冷凍ユニット、集塵(じん)機、空調機などへの用途が想定されている。価格はオープンで、初年度に月2000台の販売台数を見込んでいるという。
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