山洋電気は、PWMコントロール機能付きファンの回転速度を外部から制御する装置「San Ace PWMコントローラ」を発売した。新たな回路設計をせずにPWMコントロール機能付きファンを活用でき、装置の低消費電力、低騒音に貢献する。
山洋電気は2016年2月8日、PWMコントロール機能付きファンの回転速度を外部から制御する「San Ace PWMコントローラ」のBOXタイプと基板タイプを発売した。
これまで、PWMコントロールを制御するためには、PWM回路をあらたに設計する必要があった。同製品は新たな回路設計をせずに、簡単にファンの回転速度をコントロールできるので、装置の低消費電力と低騒音が可能となる。
定格電圧12V/24V/48Vのファンと共通の電源で使用可能。PWMコントロール機能付きファンを最大4台まで接続して使用できる。
消費電力は0.2W、使用電圧範囲は7〜60V、使用温度範囲は−20〜+70℃。サイズはBOXタイプが66×86×38mm、基板タイプが45×80×17mmだ。
両タイプともに、初年度は月1000台、次年度は月2000台の販売を目指すとしている。
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