デジタルは、スリムタイプ直径60mm(φ60)の積層式LED表示灯に追加できる音声出力ユニットの販売を開始した。最大4つの音声メッセージやメロディを、1台の積層式LED表示灯から出力できる。
デジタルは2014年12月12日、積層式LED表示灯「XVU型」に音声出力機能を追加できる音声出力ユニットの販売を開始した。
従来、光と音声での警報を両立する場合、表示灯と警報器の2つの機器を設置するか、大型の警報器付き表示灯を設置するしかなく、大きな設置スペースが必要とされていた。
今回発売された音声出力ユニットは、表示灯に音声メッセージやメロディによる警報機能を追加できるもの。スリムタイプ直径60mm(φ60)の積層式LED表示灯に音声ユニットを追加することで、スペースの問題から設置できなかった装置でも、光と音声による警報を両立できる。
これにより、障害物により光では警報を確認できない場所は音声で、騒音により音声では確認できない場所は光で気づくことが可能になった。
また、最大86dBの音量で音声出力ができ、最大4つの音声メッセージやメロディを1台の積層式LED表示灯から出力できる。音声メッセージやメロディはパソコンで自由に編集可能で、最適な音声データを現場で編集し、SDカードを使って本体に転送できる。音声データをパソコンで編集できる専用ソフトウェア「Playlist Builder(プレイリストビルダー)」も無償提供する。
主に、半導体製造装置・包装機械・印刷機・搬送機・物流・特殊車両などの現場向けで、CE、ULの各種海外安全規格にも対応した。価格は、音声出力ユニット単体が1万円(税抜き)。XVU型に組み込んで使用するが、後からでも簡単に追加できる。
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