投資総額は60億円で、従業員は500人、年間50万個の生産能力を持つ。最新の製造技術と設備を導入し、インド国内をはじめ海外市場向けに衛生陶器を生産する。新工場の開業により、中東や欧州市場への商品提供も可能になるという。
TOTOは2014年8月20日、インド・グジャーラト州ハロルに南アジア初の生産拠点としてインド工場が稼働開始した。
TOTOでは、創立100周年を目指して策定した長期経営プラン(2009年発表)の中で、成長戦略の柱に「海外住設事業」を据えている。これまで、東南アジア・米州・中国に生産拠点を設置しているが、新規参入の重要市場とするインドには、2011年に現地法人「TOTO インディア」を設立。2012年にインド初の生産拠点となる工場の建設に着工し、今回、稼働開始となった。
インド工場は敷地面積18万m2、建屋面積6万m2で、従業員は500人。年間50万個の生産能力を持つ。投資総額は60億円で、最新の製造技術と設備を導入し、インド国内をはじめ、海外市場向けに衛生陶器を生産する。
同社では、新工場の開業により、インド全土にある約90カ所のディーラーショールームのネットワーク強化に加え、中東や欧州市場への商品提供も可能になるとしている。
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