アジア最大のハブ港のあるシンガポールに近く、物流面・コスト面に優れたバタム島に設立。需要が増加している海洋商品に対応し、さらなるシェア拡大を目指す。新工場の完成により、生産規模は1.5倍になる見込み。
横浜ゴムは2014年6月19日、インドネシア・バタム島東部のカビル工業団地で、海洋商品新工場の鍬入れ式を開催した。完成は2015年7月の予定。
鍬入れ式は、2014年4月に設立した横浜工業品製造インドネシアの主催で、主賓としてバタムフリーゾン監督庁のムストファ・ウィジャヤ長官も出席した。
今回の新工場設立は、世界的な石油需要の増加に伴って需要が増加しているマリンホースや防舷材などの海洋商品に対応し、さらなるシェア拡大を目指すためのもの。バタム島は、アジア最大のハブ港のあるシンガポールから20kmと近く、物流面の利便性に優れ、コスト面でも競争力向上につながることから選ばれた。
新工場の完成により、横浜ゴムの海洋製品の生産は国内とインドネシアの2工場体制となる。これにより同社では、生産規模が現在の約1.5倍に拡大すると見込んでいる。
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