Sunflagの第三者割当増資を引き受け、増資後発行済株式の10%を保有することで合意。2010年11月には技術支援契約を締結していたが、今回の資本参加で協業関係をより強化する。
大同特殊鋼は2014年7月10日、インドの特殊鋼専業メーカーSunflag Iron&Steel(以下、Sunflag)の第三者割当増資を引き受け、増資後発行済株式の10%を保有することで合意した。出資総額は約10億円。
Sunflagは、鉄鉱石・石炭の自社鉱山を保有し、またインド国内の多数の輸送機器製造業者と取引を持つ。従業員数は約1500人で、年間約30万tの構造用鋼・ステンレス鋼などを生産し、2014年3月期の売上高は約300億円となっている。
大同特殊鋼では、2010年11月にSunflagに対する技術支援契約を締結。設備投資のコンサルティングや、インドにおける日系ユーザーとの橋渡しなど、同社の技術向上とビジネス拡大を支援してきた。
今回、新たに資本参加することで、Sunflagとの協業関係をより強化する。自動二輪・自動車産業の成長による内需拡大や、世界各国の輸出基地としても成長が見込まれるインド市場において、サプライチェーン拡大のための戦略的パートナーとして正式に位置付けるという。
IE専門家、インドで工場を立ち上げる
“世界の薬局”をうたうインド、日本市場への参入に意欲
インドでも自動化の波!? オムロンが世界5カ所目となるFA技術の情報発信基地を設立Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム