材料事業の構造改革と自立化を進めるため、金属粉末射出成形品事業からの撤退を決定。
住友金属鉱山は2014年3月28日、同社の金属粉末射出成形品(Metal Injection Molding)事業を日本ピストンリングに譲渡すると発表した。事業譲渡日は2014年5月31日。
住友金属鉱山は1980年代に、金属粉末射出成形品事業に進出。その後、自動車用部品、産業機械用部品、錠前用部品で一定のシェアを獲得してきた。しかし構造改革のため、同事業からの撤退を決定したという。一方の日本ピストンリングは、今回の事業譲渡によって非自動車エンジン部品の事業拡大を目指していく計画だ。
事業譲渡日は2014年5月31日で、2014年9月30日までに製造設備等譲渡対象資産を日本ピストンリングに移設する予定。また、今回の事業譲渡・譲受による両社の業績への影響は軽微としている。
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