三菱電機システムサービス、温度・湿度を計測可能な920MHz帯無線センサー発売FAニュース

1台で温度、湿度のセンシングが可能。SWL90シリーズと併用し、空調機などをON/OFF制御できる。

» 2014年03月28日 15時30分 公開
[MONOist]

 三菱電機システムサービスは、SWL90シリーズに対応した、920MHz帯無線センサー端末(温湿度)を発売した。1台で温度、湿度のセンシングが可能で、SWL90シリーズ(入出力子局)と併用することで、空調機などのON/OFF制御ができる。さらに、アナログ入力増設ユニットを併用することで、幅広いセンシングが可能となる。

 この無線センサー端末は、コンパクト、電池駆動、内蔵アンテナで容易に設置できる。親局から無線通信でパラメータを書き込めるため、設定も簡単にできる。中継局として使用することも可能。

 通信距離は内蔵アンテナで50m、ペンシルアンテナタイプで100m。親局の仕様は、I/FがEthernet(100BASE-TX、コネクタ:RJ-45)、通信プロトコルはTCP/IP MCプロトコル(クライアント)。最大子局接続台数は64台。最大ワード(アナログ)点数265点、最大ビット(入出力)点数2048点(システム領域含む)。アンテナを除いた外形寸法は幅72×奥行き26×高さ72mm。

photo システム構成例

 価格は無線センサー端末内蔵アンテナタイプ(SWL90-TH1)が2万5000円、無線センサー端末ペンシルアンテナタイプ(SWL90-TH1-SEP)が2万8000円、無線センサー端末つば付きアンテナタイプ(SWL90-TH1-SET)が3万2000円、無線センサー端末高利得タイプ(SWL90-TH1-SEPH)が3万円。全て仕込み生産品となっている。

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