シーメンスPLM、PLM導入期間を短縮した造船業界向けソリューションを発表PLMニュース

業界ごとのニーズを踏まえ、ベストプラクティスのガイド、テンプレート、ソフトウェアをパッケージ化して提供する「Industry Catalyst Series」の造船業界向けソリューションを提供する。

» 2014年03月25日 07時30分 公開
[MONOist]

 米シーメンスPLMソフトウェアは2014年3月19日(現地時間)、造船業界向けのベストプラクティス・ガイド、テンプレート、ソフトウェアをパッケージ化したソリューション「Shipbuilding Catalyst」を発表した。

 同社は2013年9月、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトを短期間で導入できるようにするため、業界ごとのニーズを踏まえ、ベストプラクティスのガイド、テンプレート、ソフトウェアをあらかじめパッケージ化して提供する「Industry Catalyst Series」を展開すると明らかにしていた。Shipbuilding Catalystは、そのうちの造船業界向けソリューションとなる。

 Shipbuilding Catalystは、案件の引き合いが入るところから、設計、建造、運航、保守、退役・解体に至るまでの主なタスクや事例に対応。プログラムと製品管理の統合・最適化、設計・エンジニアリング、船舶建造、サプライチェーン管理、船舶のサービス・サポート、という5分野を支援する同社のソリューションを補完するものになる。

 造船業界では、エネルギー効率に優れた環境に優しい高信頼の船舶を開発することが求められている。Shipbuilding Catalystを導入することで、企業全体の生産性向上、サイクルタイムの短縮、納入する船舶の総所有コストの削減が可能になり、造船企業の競争力を高めることになるとうたっている。



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