カナデビアと日鉄エンジニアリングは、経営統合に向けた検討を開始し、基本覚書を締結した。経営資源を結集し、資源循環や脱炭素化、強靱化の3領域を柱とした環境分野のリーディングカンパニーを目指す。
カナデビアと日鉄エンジニアリングは2026年2月5日、経営統合に向けた検討を開始することで合意し、基本覚書を締結したと発表した。2027年4月の統合を予定しており、カナデビアを吸収合併存続会社、日鉄エンジニアリングを吸収合併消滅会社とする合併を軸に協議を進める。
カナデビアは、ごみ処理プラントにおいて世界44カ国と地域で1500施設以上の納入実績を持つ。一方、日鉄エンジニアリングは製鉄所建設で培ったプロセス、設備技術や鋼構造、材料技術を強みに、環境、エネルギー分野で広範な事業を展開している。両社は、経営資源を結集し、資源循環や脱炭素化、強靱化の3領域を柱とした環境分野のリーディングカンパニーを目指す。
統合により、Waste to energy(廃棄物発電)およびWaste to X(資源エネルギー変換)の推進、クリーンエネルギーへの移行、カーボンニュートラルの実現加速、これらに関係する社会的なインフラ基盤の整備、確立などに取り組む予定だ。
背景には、国内の廃棄物処理施設や水汚泥処理施設の老朽化に伴う更新需要の拡大に加え、世界的なSDGsへの意識の高まりによるWaste to energyなどの海外需要の増加がある。
今後のスケジュールは、2026年9月に最終契約を締結し、2026年11月の臨時株主総会での承認を経て、2027年4月の効力発生を予定している。統合後の新会社は、引き続き東京証券取引所プライム市場での上場を維持する見込みだ。
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