「HPR・HPDシリーズ」をリニューアル。検査対象物表面の凹凸をなくし、表面の印刷や印字、汚れなどを鮮明に撮像する。
シーシーエスは2014年1月15日、画像処理検査用リング型照明「HPR2シリーズ」とドーム型照明「HPD2シリーズ」を発売した。
新製品は「HPRシリーズ」「HPDシリーズ」をリニューアルし、明るさを約3倍に向上してサイズや色のラインアップを拡充した。検査対象物表面の凹凸やギラつきを目立たなくし、表面の印刷や印字、汚れなどを鮮明に撮像することができる。従来の赤色、白色、青色に、赤外とフルカラーを追加した。
検査対象物の色に合わせて照明の色を最適化できるため、多色印刷された包装パッケージやペットボトルのキャップなどの印刷、印字の検査を一台の照明で効率よく行える。一部のインクを透過する性質のある赤外光は、印刷された検査対象物の表面のキズや汚れなどの検査用途に最適としている。
また、検査対象物の大きさによって照明のサイズを選択できるよう、75サイズと200サイズを追加した。「HPD2 シリーズ」(ドーム型)はのぞき穴の形状を丸穴に加えて四角穴も用意し、「HPR2シリーズ」(リング型)は、250サイズを従来の平拡散板から曲面拡散板に変更し、検査対象物との距離が短い場合でも使用できるようにした。
価格は、HPR2シリーズ(赤色、青色、白色、赤外、フルカラー)が7万5000円〜47万円(税別)、HPD2シリーズが8万円〜48万円(税別)。現在100、150サイズの赤色、白色、青色のみ先行して販売しており、同年4月1日にはシリーズ全種発売する予定。
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