MONOistオートモーティブフォーラム開設1周年記念! 編集担当が「こいつぁすごいぜ!」と独断で判断した自動車関連のニュース「イカすクルマニュース」の2012年度ランキングトップ10を発表します!!
2012年4月1日に開設した、このMONOistオートモーティブフォーラムですが、読者の皆様のおかげで無事1周年を迎えることができました。
さて、MONOistオートモーティブフォーラムが隔週で発行しているメールマガジン(登録はこちらから。もちろん無料!)では、編集担当が「こいつぁすごいぜ!」と独断で判断した自動車関連のニュースを「イカすクルマニュース」として不定期に紹介しています。
そこで、開設1周年に当たる、2013年4月1日のエイプリルフール企画として、2012年度(2012年4月1日〜2013年3月31日)イカすクルマニュースランキング(読まれた回数)のトップ10を発表します。
堂々の1位に輝いたのは、トヨタ自動車が「第83回ジュネーブ国際モーターショー」で発表した超小型電気自動車(EV)「i-ROAD」を紹介した、「トヨタ自動車の超小型EVはコーナーでバンクする、最高時速は45kmと安全設計」です。2013年3月5日の掲載にもかかわらず、他の記事をごぼう抜きしてトップに立ちました。
Twitterの反応では、「最高時速が遅いから安全とは限らんだろう」、「パンクに空目した」などのご意見をいただきました。確かにコーナーでパンクするEVは乗りたくないですね。
このi-ROAD、愛知県豊田市で行われている実証実験に投入される予定だとか。実際に街中を走っている姿を見てみたいものです。
第2位には、「ナイトライダーEVが発売、完全受注生産で価格は1280万円」が入りました。何と、日産自動車の「リーフ」4台分というお値段。どれくらい売れたんでしょうか。ターボブースト機能があれば、ちょっと欲しいかも。その時は、人工知能「K.I.T.T.」の役割は、「iPhone」の音声エージェント「Siri」さんに何とか頑張ってもらいましょうかね。
第3位は、「アウディの電動アシスト自転車が爆走、最高時速80kmで5つの走行モードを選択可能」でした。この電動アシスト自転車のコンセプトモデル「Audi e-bike Worthersee」は、最大出力2.3kWのモーターを搭載しており、最高時速80kmで走行できます。欧州ならではのやり過ぎ感満載の一品に仕上がっております。ちなみに先述のi-ROADの最高時速は45kmだったりします。
第4〜10位については、以下のランキング表から記事内容を確認していただければと思います。個人的には、第5位のホンダの「N BOX+」の記事で、「ベッドモード搭載」という言葉に卑猥(ひわい)さを感じた自分の品位のなさが忘れられません。
トップ10に入らなかった中で、(編集担当にとって)インパクトが大きかった記事を2本紹介しましょう。
1本は、富士重工業が「ロサンゼルスオートショー 2012」のデザインチャレンジで優勝した「SHARC(Subaru Highway Automated Response Concept)」を紹介した「空を飛ぶ! 折りたたんで収納! スバルのパトカーがデザインチャレンジで優勝」です。
このデザインチャンレンジのテーマは、「2025年のハイウェイパトロールカー」。富士重工業のSHARCの奇天烈な機能は記事で確認していただくとして、その説明図に出てくる警官のいかつさも強烈でした。
もう1本は、「東レが童夢カーボン・マジック買収、童夢オーナー『売却益でクルマ造りを楽しむ』」です。
こういった事業買収のニュースリリースは、買収側、売却側ともに、ほとんど同じ内容が掲載されます。しかし今回の場合、童夢のニュースリリースでは、童夢オーナーの林みのる氏自身が、あまりにもぶっちゃけ過ぎた売却理由を説明しています。俺も、こういうカッコいい大人になりたいなぁ……。
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