福田昭のデバイス通信(521) 2026年度版実装技術ロードマップ(4):
情報通信分野の注目すべき技術とデバイス
「2026年度版 実装技術ロードマップ」(JEITA発行)の「第2章 注目される市場と電子機器群」を引き続き紹介する。今回から「2.2 情報通信」の概要を説明する。(2026/8/19)
研究開発の最前線:
量子コンピュータを用いた電池材料のシミュレーション基盤を開発
Quemixが提案した「量子コンピュータを用いた材料シミュレーション基盤の開発とその電池材料への実証」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助事業に採択された。東北大学と連携し、量子コンピュータを活用したソフトウェア開発に取り組む。(2026/8/18)
運用計画づくりを縛る多くの制約条件とは:
南海電鉄「数カ月かかった乗務員計画」が1週間に 「量子コンピュータを疑似再現」で鉄道現場はどう変わる?
南海電気鉄道と日立製作所は、日立独自技術「CMOSアニーリング」を活用し、鉄道の乗務員・車両の運用計画を自動作成するシステムの構築を始める。熟練者の手作業に依存してきた計画づくりを自動化し、業務負荷の軽減を図る。(2026/8/14)
製造ITニュース:
「日本市場は攻め時」 Forescoutは2029年末までに事業規模3倍へ
Forescout Technologiesの日本法人であるフォアスカウト・テクノロジーズは、同社のソリューションやサイバー脅威の動向、日本市場における事業戦略について説明した。(2026/8/14)
来たる「Q-Day」に今すぐ備える:
PR:暗号はある日突然破られる――インフィニオンが耐量子暗号ソリューションの展開強化
量子コンピュータの実用化が進めば、現在広く使われている暗号が短時間で解読される可能性がある。「Q-Day」と呼ばれるその時に備え、政府機関や企業では耐量子暗号(PQC:Post Quantum Cryptography)への移行が急務となっている。インフィニオン テクノロジーズは早くから、PCやカード、車載向けなど幅広い分野でPQC対応製品を投入し、産業界のPQC移行に貢献している。(2026/8/10)
企業向け量子AIは早くて2029年
「量子に乗り遅れるな」がAI予算を圧迫 Gartnerが説く投資判断3つ
Gartnerは、大規模な企業向けAI処理は2028年まで量子ハードウェア上で稼働せず、GPUなどを使う従来型コンピューティングが本番環境で優位を保つとの予測を発表した。その理由は。(2026/8/7)
量子コンピュータ:
シリコン量子コンピュータの量産開発へ、インテルの18Aプロセスを活用
日立製作所は、シリコン量子コンピュータの研究開発を開始する。インテルや産業技術総合研究所と連携し、量産化を踏まえた大規模で信頼性の高いシリコン量子コンピュータの研究開発を加速する。(2026/8/6)
加速するデータ共有圏と日本へのインパクト(10):
データスペース時代に日本企業はどう備えるか、NTTグループが進める仕組みづくり
欧州を中心に広がるデータ共有圏の動向と、日本産業への影響を解説する本連載。第10回では、データスペースのグローバルな普及を見据え、日本企業が安全かつ容易に接続できる環境の整備を進めるNTTグループの取り組みを紹介する。(2026/8/20)
データ侵害の平均コストは500万ドル
1時間放置したら「詰む」 IBMセキュリティ調査で判明したAI時代のデータ防御策
AIを悪用したサイバー攻撃が増える一方、AIと自動化を防御に活用することで、データ侵害による損失を抑えられる可能性もある。企業が見直すべきポイントを整理する。(2026/8/4)
30年度に1000量子ビット規模の試作機:
日立とインテル、産総研でシリコン量子コンピュータ研究開発
日立製作所は2026年7月、インテルや産業技術総合研究所(産総研)と協力し、「シリコン量子コンピュータ」の研究開発を始めると発表した。2030年度には1000量子ビット規模の「誤り耐性型シリコン量子コンピュータ」試作機を完成させる計画である。(2026/7/24)
有効期限は「47日」へ
SSL証明書の手動管理は限界に 2026年の“更新ラッシュ”で障害続出を防ぐには
2026年3月、SSL証明書の最大有効期間が200日に短縮された。手作業による管理ではいずれ致命的なシステム障害を招く恐れがある。AWSやGartnerが警鐘を鳴らす中、破綻を防ぐために今すぐ取り組むべき対策とは。(2026/7/22)
矢野経済研究所が調査:
日本企業のセキュリティ成熟度「3.0」点 適切なベンダー選定に必要な“視点”は何か
サイバーセキュリティ対策への投資は拡大傾向にある。矢野経済研究所の調査によると、2025年度の国内のサイバーセキュリティ市場規模は、事業者売上高ベースで1兆9471億円(前年度比9.2%増)と推計される。(2026/7/19)
数カ月の手作業が1週間に 南海電鉄が使う、冷却いらずの「疑似量子コンピュータ」とは?
熟練者の手作業とノウハウに支えられてきた、鉄道の運用計画業務。人手不足が深刻化する中、南海電鉄は同業務にかかる時間をこれまでの数カ月から約1週間に短縮した。これを実現した、疑似量子コンピュータ技術とは。(2026/7/18)
G7のサイバー機関が「耐量子計算機暗号(PQC)」共同声明 「CBOM」明記:
2030年代の対応では手遅れ? 暗号化されたデータを将来暴くサイバー攻撃、対策の道筋
G7サイバーセキュリティ作業部会は、耐量子計算機暗号(PQC)への移行に向けた準備を組織に促す共同声明を公開した。日本を含む7カ国のサイバー機関が参加し、移行プロジェクトの進め方を実践的に解説している。(2026/7/17)
EUのICT向け規格に準拠:
耐量子暗号対応のセキュアモバイルチップ、ST
STマイクロエレクトロニクスは、耐量子コンピュータ暗号に対応したセキュアモバイルチップ「ST54M」を発表した。PQCのML-KEMとデジタル署名アルゴリズムのML-DSAをハードウェアで処理できる。(2026/7/16)
CAEニュース:
量子コンピューティングとCAEを融合、QunaSysとテクノスターが協業
QunaSysとテクノスターは、量子コンピューティング技術とCAEを融合した次世代シミュレーション技術の実現に向け、協業に関する覚書を締結した。自動車/造船業界などの実課題を対象に、量子CAEの適用可能性を検証する。(2026/7/14)
脱「脱メインフレーム」へ?
Z世代ほど支持? 「時代遅れ」メインフレームの意外な現在地
IBMの公式ブログによると、メインフレームは世界の全取引の87%を支える。クラウドやAIが普及する中でも企業が利用を続ける理由を専門家の見解から探る。(2026/7/14)
第1弾は中継器用光源:
オキサイドが量子通信用レーザー新開発
オキサイドは2026年7月10日、量子通信用レーザーの開発および出荷を発表した。第1号製品として、量子通信システムを開発するLQUOMに対し、量子中継器用の436nmレーザーを出荷する。同社は本製品を「量子分野における事業展開を加速する重要な一歩」だとしている。(2026/7/13)
PR:「PCがある所がオフィス」の時代に、インテル×デル・テクノロジーズが提示する“OSより下層”を守るエンドポイント防御
AIの悪用やPCの分散で、セキュリティ対策と運用管理のアップデートが求められている。企業は今、「OS起動前」の脅威にどう立ち向かうべきか。ハードウェア層の防御と遠隔管理、“常時AI時代”のPC選びを説く。(2026/7/13)
セキュリティニュースアラート:
セキュリティ枠組みの選び方を変えた「4つの変化」とは IDCが選定の指針を公表
情報セキュリティの枠組み選定は「定番を選んで終わり」ではなくなった。IDCが企業向けの選定指針を公表した。同社が「根本から変わった」と指摘する選定の前提とは何か。(2026/7/10)
PR:現場を知る情シスが斬る! AI時代のビジネスPCに求められる条件と、約999g/インテル® Core™ Ultra X シリーズ 3 プロセッサーの最新ビジネスPC「HP EliteBook X G2i 14 AI PC」の実力
「AI PC」の定着に伴い、選定や運用に悩む情報システム部門に向け、これからのビジネスPCの選び方を伝授。そして注目の新モデル「HP EliteBook X G2i 14 AI PC」の実力を徹底検証する。(2026/7/28)
リタイア直前エンジニアの社会人大学漂流記(6-1):
ぼっち系エンジニア、「幸せ」について論文とデータで殴られる
今回は「都市交通計画特論」の講義をご紹介します。この講義、本当に本当にキツかった……。それは、この講義によって、「幸せを求めるなら外に出ろ、人と会え」という正論を、人生訓や精神論ではなく、ロジックとして理解させられてしまったからです。(2026/6/29)
「発明したのに1位じゃない」──キオクシア社長がこぼした悔しさ ストレージ市場制覇の展望は【一問一答】
AI需要を追い風に躍進を続ける、半導体メモリ大手のキオクシアホールディングス。シェア1位奪取を見据える同社の経営陣が、今後の市況や競合との競争について、6月25日の株主総会で見解を語った。(2026/6/25)
PR:「AIってビジネスにどう役立つの?」 Microsoftが示すビジョン“Canvas for AI”を支える最新Copilot+ PCが大阪で一堂に会した
生成AIの登場から数年が経過し、企業の間ではAIの本格的な活用が急速に進んでいる。6月8日に大阪で開催された「Windows AI Day」では、Microsoftが描くWindowsによるAI活用のビジョンと、それを支える最新Windowsデバイスが紹介された。そのイベントの模様をレポートする。(2026/6/22)
トランプ大統領、耐量子暗号(PQC)移行を義務付ける大統領令に署名 2030年末期限
米連邦政府は、量子コンピュータによる暗号解読の脅威に備え、耐量子計算機暗号(PQC)への移行期限を明示した大統領令にトランプ大統領が署名したと発表した。2030年末までの移行を各省庁に求める。同時に量子技術の開発・実装を加速する大統領令にも署名し、IBMやGoogleなどの首脳陣も署名式に臨席した。(2026/6/23)
ランサムウェア対策と低コスト運用を両立
1巻40TB、電源いらず、量子も防ぐ テープストレージ「LTO-10」が反則級に進化
生成AIの普及やデータ活用の高度化を背景に、企業が保管するデータ量は急増している。長期保管コストやランサムウェア対策への関心が高まる中、LTO-10の登場を機にテープストレージが再評価されている。(2026/6/22)
SIM挿すだけで量子安全、ドコモビジネスが開発中 迫る「Q-Day」でIoT機器にも“耐量子”の必要性
開催中の「Interop Tokyo 2026」で、NTTドコモビジネスが量子コンピュータでも解読できない暗号通信と相互認証をSIMカードに実装したシステムを展示している。物理SIMを挿すだけで、IoTデバイスも“量子安全”にできるのが特徴だ。なぜエッジデバイスの耐量子にSIMカードを使うのか、ブースで聞いた。(2026/6/12)
競争環境の変化と量子コンピューティング時代を見据えたCiscoの戦略:
Ciscoにとって「HPE×Juniper」は脅威か? 次に来る“量子時代”にどう備える?
HPEによるJuniperの買収など、ネットワーク市場を取り巻く競争環境は変化している。量子コンピューティング時代を見据えた動きも活発化している。Cisco Systemsはこうした変化をどう見ているのか。(2026/6/12)
CAEニュース:
量子コンピュータ実用化の壁を突破、測定回数を最大1000分の1に削減する技術
QuemixとSCSKは、量子コンピュータの実用化を阻む課題の1つである結果の読み出し効率を大幅に改善する「PODリードアウト」技術を発表した。解に必要な情報だけを直接抽出し、測定回数を最大1000分の1に削減する。(2026/6/11)
IT調査ピックアップ:
セキュリティ対策はもう「コスト」ではない 経営層の意識を変えた背景とは
国内のサイバーセキュリティ市場の拡大が続いている。背景にある、セキュリティに対する経営層の意識の変化と、その変化を促した最近のセキュリティをめぐる情勢とは。(2026/6/9)
「Google Cloud Next 2026」現地レポート:
Googleセキュリティ責任者が語る「サイバー脅威の未来」 完全自律型AIエージェントによる攻撃が現実味
AIがサイバー攻撃の手口を激変させている。脆弱性悪用のスピードが数日単位に加速する中、侵入プロセスの大半をAIが担う「完全自律型AIエージェント攻撃」の本格化も間近だという。Googleのセキュリティトップが、脅威の現状と防御側の針路を語る。(2026/6/9)
エッジからクラウドまで一体で守る:
PR:運用負荷を増やさずにセキュリティを強化 一貫したポリシー管理で“全体最適”を実現するネットワーク戦略とは
ランサムウェアの脅威が増す中、単純に機器を増設する形でネットワークを拡充し続ける運用は限界を迎えている。セキュリティを強化しつつネットワークの管理負荷を抑えるには何を選ぶべきか。(2026/6/16)
Microsoft、次世代量子チップ「Majorana 2」披露 実用化目標を2029年に前倒し
Microsoftは「Build 2026」で、次世代トポロジカル量子チップ「Majorana 2」を発表した。先代比で量子ビットの信頼性が1000倍に向上し、最長1分間の量子状態維持を達成。エージェント型AIの活用で開発が劇的に加速したとし、商用量子コンピュータの実現目標を2029年へと大幅に前倒しした。(2026/6/3)
この頃、セキュリティ界隈で:
量子コンピュータが暗号を破る「Q-Day」迫る Googleは2029年を期限に対応、セキュリティ各社も警告
量子コンピュータが現代のデジタル暗号を破る「Q-Day」に備え、米Googleが2029年を期限に定め対応を進めていることを明らかにした。Q-Dayの到来は従来予測よりも大幅に早まる想定で、同社は業界や各国政府に対しても対策を促している。(2026/6/5)
分散型量子コンピューティングの鍵となるか:
「巨大な量子コンピュータ1台」では戦えない 異種QPUをつなぐネットワーク新スイッチが登場
Ciscoは、異なるベンダーの量子コンピュータや量子センサーを単一のネットワークに統合できるプロトタイプのスイッチを発表した。室温で動作し、標準的な通信用光ファイバーを利用しながら、量子もつれ状態を維持したまま光子の経路を切り替えられるという。(2026/6/3)
CAEニュース:
日産とQuemix、量子アルゴリズムを用いた車両空力解析の有効性を実証
日産自動車とQuemixは、量子コンピュータを活用した空力解析の研究成果を発表した。両社は世界で初めて量子コンピュータ向けアルゴリズムを車両空力シミュレーションに適用し、その有効性を実証したという。量子コンピュータと古典コンピュータを組み合わせたハイブリッドアルゴリズムを開発し、将来的な空力解析の高速化につながる可能性を示した。(2026/6/2)
AI技術との組み合わせが生む相乗効果
量子コンピューティングはもう“実用段階”に IBMが語る「量子技術」の現在
「いつか役立つ技術」という期待にとどまっていた量子コンピューティングが、実用段階に入りつつある。従来のシステムが抱える複雑な計算の限界を、IBMやBoeingはどのように打破しようとしているのか。(2026/6/1)
AIニュースピックアップ:
富士通がOpenAI、Anthropicと相次ぎ提携 AIベンダーと組む狙いは?
富士通はOpenAIとAnthropicとの提携を同じ日に発表した。自社独自のAI技術を持つ同社は、AIベンダーとの提携によって何を狙うのか。(2026/5/29)
DellのCSOが力説:
「善意で暴走するAIエージェント」をどう止める? AIガバナンスの極意
AIは“便利な業務支援ツール”の段階を超え、自律的に判断して行動する存在に進化し始めた。その一方で、企業のセキュリティ常識を根底から覆すリスクも浮上している。「善意で暴走するAIエージェント」をどう止めればいいのか。(2026/5/29)
組み込みストレージの「Q-Day」対処方:
「解読不可能」を破る量子コンピュータ――今から始める暗号セキュリティ
量子コンピュータの計算能力が実用レベルに達すれば、従来の暗号方式は解読され、犯罪目的に悪用される可能性がある。その日、いわゆる「Q-Day」に向けて、今からセキュリティ確保に取り組む必要がある。(2026/5/19)
量子コンピュータ普及までの「架け橋」
「真の量子」を待つのは時間の無駄? 情シスが決断すべき「量子インスパイア」導入という選択
本物の量子コンピュータの普及にはまだ時間を要するが、その原理を模倣した「量子インスパイア」アルゴリズムは、既存のハードウェアで既に圧倒的な成果を上げている。将来の量子時代への「架け橋」となる本技術の戦略的価値と導入の現実解を解き明かす。(2026/5/14)
量子コンピュータ低コスト化に期待:
GAAトランジスタで量子ビットの状態を読み取る、帝京大
帝京大学の研究チームは、量子コンピュータの読み出し回路にGAAトランジスタが活用できることをシミュレーションにより実証した。GAAトランジスタはスマートフォンなどに使われていて、量子ビットの状態を読み取るセンサーとして活用できれば、高価な特殊素子を使わなくて済むという。(2026/4/13)
Innovative Tech:
東芝の「量子インスパイアード計算」、速度100倍に 成功率もほぼ100%、鍵は“カオスの縁”
東芝 総合研究所社などに所属する研究者らが米国物理学会の学術誌「Physical Review Applied」で発表した論文「Edge-of-chaos-enhanced quantum-inspired algorithm for combinatorial optimization」は、膨大な選択肢の中から最適な答えを見つけ出す「量子インスパイアード組合せ最適化計算機」の性能を飛躍的に高める新アルゴリズムを発表した研究報告だ。(2026/4/13)
理研と大阪大:
144量子ビット国産量子コンピュータ「叡-II」 運用開始
理化学研究所(理研)と大阪大学の共同研究グループは、144量子ビットチップを搭載した新型の国産量子コンピュータ「叡−II(エイツー)」による量子計算クラウドサービスを始めた。これによりユーザーは従来の「叡」を含め、2台の量子コンピュータを利用することが可能となる。(2026/4/9)
安全システム:
スバルが目指す「SUBARUデジタルカー」とは インフィニオンとの協業内容を説明
SUBARU(スバル)とInfineon Technologies(インフィニオン)の日本法人であるインフィニオン テクノロジーズ ジャパンは、2026年3月9日に発表した次世代スバル車向けの制御統合ECUに搭載するMCUの設計に関する協業の取り組み内容について説明した。(2026/4/2)
マテリアルズインフォマティクス:
40量子ビット超の量子化学用量子回路シミュレーションに成功
フィックスターズは、40量子ビットを超える、大規模GPUクラスタ向け量子化学用量子回路シミュレーターを開発した。実証実験で、状態ベクトル型シミュレーターとして、世界最大の問題サイズと量子回路サイズのシミュレーション実行に成功した。(2026/4/3)
「今盗んで後で解読」するHNDL攻撃の脅威
今の暗号データは”後で解読”される Googleが前倒しした「Q-Day」の絶望
量子コンピュータが既存の暗号を破る「Q-Day」。Googleは対策の期限を前倒しした。「まだ先の話」と放置すれば、現在通信している機密データが将来確実に暴かれる。企業が直ちに打つべき防衛策とは。(2026/4/2)
計算リソース削減の新技術:
創薬での量子コンピュータ使用が現実的に 富士通/阪大
富士通と大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(以下、大阪大学)は、量子コンピュータの計算リソースを削減する新技術を発表した。新素材開発や創薬など、化学材料の物性計算への量子コンピュータ適用を目的とした取り組みで、量子ビット数が少なく、誤り耐性量子計算が十分に実現できないとされる量子コンピュータでの化学計算が現実的になる見込みが得られたという。(2026/3/31)
家電・EVの次は「通信」で勝つ 世界インフラの主戦場で描く「日本企業の逆転劇」
世界最大のモバイル技術見本市「MWC 2026」が開催された。中国Huaweiが最大面積を誇る中、NTTの島田社長や楽天の三木谷会長兼社長が基調講演に登壇。IOWNの第2フェーズなど、日本発の次世代インフラ戦略が注目を集めた。家電やEVで苦戦が続く日本企業にとって、通信は残された数少ない戦略的強みだ。世界市場の奪還を狙う日本勢の現在地を、MM総研の関口和一理事長が現地からレポートする(2026/3/30)
PR:“絶対に止められないシステム”を支える「信頼できるストレージ」の要件とは?
社会インフラなどの「停止が許されないシステム」を支えるITインフラは、高い処理性能はもちろん、「壊れても止まらない」設計が求められる。その仕組みが機能することを裏付ける実績も欠かせない。この前提に立って、“信頼できるストレージ”とは何かを探る。(2026/3/27)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。