アイキューブデジタルは、コンパクトなAI画像判定システム「Y’s-Eyeコンパクト」を発売した。省スペース設計とシンプルな構成で、毎分180個の高速な自動検査が可能になる。
アイキューブデジタルは2023年4月10日、コンパクトなAI(人工知能)画像判定システム「Y’s-Eyeコンパクト(ワイズアイコンパクト)」を発売した。省スペース設計の筐体は、1m2の場所があれば設置できる。
従来のAI画像判定システムは、工場のライン上の対象物を高速で検査するために、エッジPCを必要としていた。新製品は、AIスマートカメラと一体型にすることで、省スペース化に成功。検査と排除部分がセットになったシンプルな構成で、人による目視検査の自動化が可能になる。
包装直前の検査を想定しており、検査対象物の配置は直列のみ対応する。不良の排除はエアジェット方式を採用し、安定かつ毎分180個の高速な自動検査が可能。照明の明るさやピントずれ、対象物の向きなど、正確な検査に欠かせない撮像部分にも配慮した設計となっており、カスタマイズの必要はなく、設置場所に置くだけですぐに検査を始められる。
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