gokeは、会社員385人を対象に実施した「明日仕事やめたらいつ詰む?診断」の結果を発表した。明日仕事を辞めた場合、「10カ月以内」に経済的に立ち行かなくなる人が51.2%いることが分かった。
gokeは2022年11月8日、会社員が明日仕事を辞めたら何カ月で経済的に立ち行かなくなる(詰む)かの調査結果を発表した。同社は「明日仕事やめたらいつ詰む?診断」を運営している。
同調査の対象者は、扶養家族がいない21〜60歳の会社員男女で、385人から有効回答が寄せられた。なお、この診断では失業保険の受給は考慮していない。
「明日仕事やめたらいつ詰む?診断」にて、明日仕事を辞めた場合、退職金などを含めた貯金から生活費や税金、社会保険料を払いながら生活した場合に何カ月で貯金が底をつくかを診断してもらったところ、51.2%が「10カ月以内」に経済的に立ち行かなくなることが分かった。
「10カ月以内」に経済的に立ち行かなくなることについて、内訳を詳しく見ると、「当月中」が11%、「1〜3カ月」が22%、「4〜6カ月」が12%、「7〜10カ月」は9%だった。仕事を辞めた月のうちに経済的に立ち行かなくなる人が11%おり、仕事を辞めたくても辞めにくい状態である会社員が一定数いるといえる。
一方で「37カ月以上(経済的に問題ない)」と回答した人も13%いた。全体の平均は、貯蓄が多い層が引っ張る形となり「25.9カ月」となっている。
診断を受けたユーザーからは、「今の生活で明日仕事を辞めると、今月中に詰むとは考えてもいなかった」「仕事に多少の不満があっても急に仕事を辞めることができないと感じる」などの感想が寄せられている。
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