ECマーケティングがAI活用に関する意識調査の結果を発表した。AIにより業務時間の3割以上が圧縮されたと74.4%が回答。一方で、AIを日常業務で使うだけでは人材価値が下がると82.5%が危機感を持っていた。
ECマーケティングは2026年5月12日、AI(人工知能)活用の実態と採用およびキャリア意識に関する調査の結果を発表した。
同調査は、2026年4月28日〜5月2日にかけてオンラインで実施したもので、日常業務でAIを活用している国内の20〜60代の有職者183人が回答している。
まず、AIツールの利用頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日活用している」が46.1%で最多となった。「毎日複数回活用している」(18.8%)を合わせると、毎日利用している層が6割超に達した。
AIを活用している業務としては、「アンケート調査設計」(42.1%)、「サイト制作、リニューアル」(36.6%)、「動画制作」(32.8%)が上位を占めた。単なる定型的な文章作成にとどまらず、企画や運営に関する周辺業務へとAIの活用範囲が拡張している。
AI活用による業務処理時間の圧縮度は、「40%程度」と「30%程度」がともに37.2%で最多となった。合計で74.4%が3割以上の時短効果を実感している。
職場で「人を増やすより、今いる人の生産性向上を優先する」という考えが強まっていると感じるかについては、「強くそう思う」が18.6%、「ややそう思う」が60.7%で、合計すると79.3%に達した。
職場において人員を増やす必要性は、「大きく下がった」が12.6%、「やや下がった」が51.4%となった。一方で、「変わらない」も29.5%を占めており、AIによる効率化がすぐに全業務で採用控えにつながるわけではないことが示された。
なお、AIによる業務時間の圧縮度と採用必要性の変化を掛け合わせて分析したところ、時間圧縮率が低いほど必要性が変わらないとする比率が高い傾向が見られた。
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