キヤノンは、半導体製造装置などを生産する宇都宮事業所に新工場を建設する。半導体製造装置の需要増加が見込まれることから、新工場の建設により生産能力を強化する。
キヤノンは2022年10月6日、半導体製造装置などを生産する宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)に新工場を建設すると発表した。2023年7〜12月に着工、2025年1〜6月に稼働予定だ。
宇都宮光学機器事業所新工場(仮称)の敷地面積は約7万m2で、建設費の投資額は約380億円。事業内容として、半導体製造装置の開発と生産、サービスを手掛ける。
同グループは、2021年からの新5カ年経営計画において、「生産性向上と新事業創出によるポートフォリオの転換を促進する」を基本方針に、半導体製造装置事業の拡大を図っている。今後も中長期的に需要の増加を見込んでおり、新工場の建設により生産能力を強化する。
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