リンクスは、広い視野範囲で精密な3D測定ができるレーザー光切断プロファイルセンサー「Gocator2600」シリーズの提供を開始した。1ラインあたり4200ポイントのスキャンに対応している。
リンクスは2022年7月28日、広い視野範囲で精密な3D測定ができるレーザー光切断プロファイルセンサー「Gocator(ゴケイター)2600」シリーズの提供を開始した。食品製造業界や自動車製造業界、住宅、ビル建材業界への導入を目指す。
同社は3次元センサーメーカーLMI Technologiesと日本国内市場でのGocatorシリーズの独占販売契約を締結しており、今回は光切断プロファイルセンサー「Gocator2000」シリーズ、縞投影エリアセンサー「Gocator3000」シリーズに続くものとなる。
解像度X0.018〜0.541mm、測定距離130〜1550mmの5製品があり、1ラインあたり4200ポイントのスキャンに対応している。
従来は撮影の際に複数台必要だった場合も1台のセンサーで対応可能だ。プリント基板の外観検査では、小さなパーツまで基板上で鮮明に捉えられる。また、幅広いコンベヤーを流れる食品の製造ラインでは、列ごと撮影し、それぞれの体積やサイズを内蔵の計測ツールで計測できる。
建材や自動車ボディーなど大型の対象物では、トータルでの開発コストを削減。複数台センサーによる撮影により、レーザー干渉を考慮しなくてもよく、スキャン速度が改善される。
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超高速縞投影3次元センサー、コンベヤーで流れる3D形状の計測や検査が可能Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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