プライベートでも仕事でも多大な影響を受けた人が多かったかと思います。
この記事は、2022年7月5日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2022年7月2日未明、KDDIが全国規模の通信障害を起こしました。同月3日に復旧作業自体は完了したものの、同月4日朝に至りようやく、通信環境がおおむね回復したいうアナウンスが同社から出されました。国内の過去事例では2021年に起きたNTTドコモによる約29時間が通信障害の期間としては最長でしたが、今回の障害は約50時間にも及び、過去最長となりました。週末ということで、プライベートに多大な影響が出た方もいるでしょう。筆者もauユーザーで、在宅中はWi-Fiを利用しているためあまり不便は感じませんでしたが、出先ではスマートフォンのアンテナピクトが1本も立たない状況がずっと続き、かなり困りました。
この問題では通信障害の規模もさることながら、その影響が産業界にも大きく広がったことに注目が集まっています。自動車や物流、金融、交通、電力業界など幅広い業種や企業に被害が出ており、本コラム執筆時点では完全復旧していないケースも散見されます。
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