3Dプリンタによる分散型モノづくりで世界を変革するMarkforgedが日本展開を強化:3Dプリンタニュース(2/2 ページ)
日本市場でも製造業や教育機関などを中心に、Markforgedの3Dプリンタの採用が進み、その数も順調に伸ばしている。そうした中、日本市場でのさらなる成長をけん引するリーダーとして、日本市場における3Dプリンタ/アディティブマニュファクチャリングに関する豊富な知見や経験を有するパン氏をMarkforgedの日本統括責任者として招聘(しょうへい)。2022年5月12日付で、マークフォージド・ジャパン 代表取締役社長に任命した。
日本市場におけるMarkforgedの既存顧客の一部[クリックで拡大] 出所:マークフォージド・ジャパン
パン氏をリーダーに据えた組織体制の見直しに加え、今後は販売代理店と同社スペシャリストによるサポート力の向上などを軸とした販売戦略の強化、さらには人員増とファシリティの設立なども視野に入れた成長に向けての投資にも力を入れ、日本市場での存在感をより高めていきたい考えを示す。
日本市場での戦略について[クリックで拡大] 出所:マークフォージド・ジャパン
2022年5月12日付でマークフォージド・ジャパン 代表取締役社長に就任したトーマス・パン氏[クリックで拡大]
「現段階では、Markforged全体における日本の割合は小さいものだが、さらにパワーアップして大きな比率を占められる存在にしていきたい。ファシリティに関しても、日本特有のニーズをくみ取り、単に装置として3Dプリンタを捉えるのではなく、われわれのDigital Forgeのコンセプトを理解していただきながら、新しい考えをもってアディティブマニュファクチャリングのためのプラットフォームを一緒になって構築できる環境を提供できればと考えている」(パン氏)
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