軽量かつコンパクトで使いやすいVRグラスの取り扱い開始 : VRニュース
アスクは、HTC NIPPON製のVRグラス「VIVE Flow」の販売を開始した。2段階ヒンジ設計による快適な着け心地を提供し、100度の広い視野角と鮮明な3.2K解像度の優れたグラフィック性能を備える。
アスクは2021年12月27日、HTC NIPPON製のVR(仮想現実)グラス「VIVE Flow 」の取り扱い開始を発表した。既に販売を開始し、価格は5万9990円(税込)前後だ。
VRグラス「VIVE Flow」[クリックで拡大] 出所:アスク
重さは189gで、持ち運びを想定した軽量かつコンパクトな設計だ。独自設計の2段階ヒンジにより簡単に折りたため、装着すると頭に安定してフィットする。100度の広い視野角と鮮明な3.2Kの解像度、滑らかな75Hzのリフレッシュレートのグラフィック性能を備える。
また、クリアな空間オーディオで臨場感のあるVR体験を提供する内蔵スピーカーや、滑らかなコミュニケーションを支援するノイズキャンセラーと、エコーキャンセラー機能付きマイクなどを搭載。Android対応スマートフォンによる操作が可能で、Miracastを使えばモバイルアプリのコンテンツをVR画面に映し出せる。
他にも、左右の画面を個別に設定できる度数調整ダイアル、衛生に配慮した取り外し型のフェイスクッションとテンプルパッド、強制冷却機能、ホットスワップ対応電源、ビデオパススルー、6DoFトラッキングなどの特徴を有する。ゲームだけでなく、リラクゼーション、トラベル、映画など、多様なVRコンテンツによる心地よい没入体験を提供する。
⇒ その他の「VR/AR/MR」関連ニュースはこちら
製造業こそ「メタバース」に真剣に向き合うべき
2022年は「メタバース」に関するさまざまな技術やサービスが登場すると予想されます。単なるバズワードとして捉えている方も多いかと思いますが、ユースケースをひも解いてみると、モノづくりに携わる皆さんや設計者の方々にも深く関わっていることが見えてきます。一体どんな世界をもたらしてくれるのでしょうか。
日産がMR技術活用で外観目視検査の作業習熟期間を半減、指導工数は9割減
オンラインイベント「製造・自動車業界DXフォーラム2021」において、日産自動車は「【日産自動車が進める生産現場のDX】 Mixed Realityを活用した早期作業習熟の実現」と題し、2021年10月に発表した「ニッサンインテリジェントファクトリー」の取り組みの1つである「MR(複合現実感)を活用した革新的作業指導」について紹介した。
トヨタが挑戦するxRを活用したもっといいクルマづくりとサービス提供
オンラインイベント「Unity道場 自動車編」において、トヨタ自動車 サービス技術部 主幹の栢野浩一氏が登壇し、「トヨタのxR活用で進める現場DXへの挑戦 〜UnityとHoloLens 2を用いて〜」をテーマに、販売店への展開を中心としたサービス技術領域における「HoloLens 2」を活用した取り組みや、xR技術の試行事例などについて紹介した。
工場やオフィスなど現実空間を対象にARコンテンツをレイアウトできる技術
PTCジャパンはメディア向けラウンドテーブルを開催し、同社の産業向けAR(拡張現実)ソリューション「Vuforia Studio」が提供する空間コンピューティング「Area Targets(エリアターゲット)」の特長やその可能性について説明した。
3D CADで作った3Dデータを生かし切るVRとARの進化
AI(人工知能)と同じく2016年にブームを迎えたVR(仮想現実)。2017年以降、このVRが、製造業や建設業の設計開発プロセスに大きな変化を与えそうだ。AR(拡張現実)についても、「デジタルツイン」をキーワードに3D CADで作成した3Dデータの活用が進む可能性が高い。
「VR=仮想現実感」は誤訳!? VRの定義、「製造業VR」の現状と課題
製造業VR開発最前線 前編では、VRやAR、MRの概要、製造業向けVRの他の分野のVRとは異なる特徴、これまでの状況などを説明する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.