ライボが「2021年 転職意識調査」の結果を発表した。「転職経験あり」と87.9%が回答し、現在の転職意識を尋ねたところ、67.7%が転職を検討していた。また、コロナ禍前に比べて、転職への意識が変わったと36.2%が回答した。
ライボは2021年8月23日、同社が運営する「Job総研」が実施した「2021年 転職意識調査」の結果を発表した。
同調査は、20〜1000人以上の規模の会社に1年以内〜10年以上勤務している、20〜69歳の社会人男女を対象としたもので、230人からサンプルを回収した。
初めに、転職経験の有無を尋ねたところ、87.9%が「転職経験あり」と回答した。現在の転職意識については、「具体的に活動している」が10.1%、「今すぐしたい」が15.2%、「そのうちしたい」が42.4%となり、合わせて67.7%が転職を検討していることが分かった。その他の回答には、起業やフリーランスを検討しているというコメントがあった。
次に、新型コロナウイルス感染症が拡大する前と後での転職意識を尋ねた。その結果、「転職を考えるようになった」が32.3%、「転職を考えなくなった」が4.0%となり、合わせて36.2%が意識の変化があったと回答した。
その理由を自由回答してもらったところ、「テレワークの推進や会社の状況を考えて転職意欲が上がった」「家でも十分に働けることからキャリアの見直しをして転職を考えるようになった」など、働き方の変化、キャリアの見直しなど、コロナ禍による転職希望者の増加傾向がうかがえるコメントが目立った。
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