シュナイダーエレクトリックは、可視性と操作効率が向上したタッチパネル産業用ディスプレイ「FP6000」シリーズを発売した。PCと組み合わせて、制御盤に直接組み込みができる。
シュナイダーエレクトリックは2021年8月16日、可視性と操作効率が向上したタッチパネル産業用ディスプレイ「FP6000」シリーズを発売した。12型、15型、10型ワイド、12型ワイド、15型ワイド、19型ワイド、22型ワイドの7モデルを用意している。
Windows10搭載の汎用PCやPro-faceの産業用コンピュータ「PS6000」シリーズのパネル、ボックスどちらのモデルとも接続可能で、制御盤に直接組み込みができる。パネルマウントとVESAマウントの両方に対応する。
ワイドモデルは静電容量タッチパネルを搭載し、高い解像度とガラストップデザインにより視認性が向上した。ノイズフィルター機能やタッチの検出精度を調整するタッチモードでノイズの影響を抑え、さまざまな状況下でスマートフォンのような滑らな操作ができる。
タッチモードには、素手でのタッチ操作やジェスチャー操作に対応する標準モード、軍手やゴム手袋を着用したまま操作できる手袋モード、水滴による誤動作を防止しながらタッチ操作が可能な水検出モードの3種を用意する。
旧機種と互換性のある4:3モデルは、アナログ抵抗膜タッチパネルを搭載。フロントUSBのため、メンテナンス時にデータ取り出しができる。
0〜55℃(19型ワイド、22型ワイドは0〜50℃)での動作保証や、防水、防塵規格IP66F/67Fの準拠など、高い耐環境性能を備える。また、24カ月の無償保証期間を設けており、国内外でニーズに応じたサービスサポートを提供する。
シュナイダーエレクトリックが考える産業用IoTで成功するための2つの注意点
年間2万円で機械を遠隔監視、シュナイダーエレクトリックが支援サービス開始
スマートファクトリーが追い風に、産業用PCは工場内IoTの基盤となるか
工場にしなやかさをもたらす、産業用PCの真価とは〔前編〕
スマートファクトリー化がなぜこれほど難しいのか、その整理の第一歩
スマート工場は“分断”が課題、カギは「データ取得」を前提としたツールの充実Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク