手作業の基板組み立て工程の自動化に貢献する小型多関節ロボットの受注開始FAニュース

FUJIは、小型多関節ロボット「SmartWing」の「アドバンストロボセル」シリーズとして、「基板組立ロボセル(SW-BA)」の受注を開始する。必要な機能をパッケージ化しており、低コスト化、短納期化している。

» 2021年04月28日 07時00分 公開
[MONOist]

 FUJIは2021年4月12日、小型多関節ロボット「SmartWing」の「アドバンストロボセル」シリーズとして、手作業の基板組み立て工程の自動化に貢献する「基板組立ロボセル(SW-BA)」の受注を同月より開始すると発表した。初年度30台、次年度60台の出荷を目指す。

キャプション 「基板組立ロボセル(SW-BA)」(クリックで拡大) 出典:FUJI

 本機には、新たに開発したSmartWing水平多関節ロボットを搭載。必要な機能をパッケージ化して提供することにより、低コスト化、短納期化している。

 ロボットの経験や知識がなくても簡単に入力し、操作できる専用の操作ツールを採用。挿入位置は新開発のワークカメラとハンドカメラによって補正し、高精度で挿入できる。また、バラ部品、トレイ部品は、そのまま供給でき、ロボセル内で配膳工程と挿入工程を集約する。

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