日本特殊陶業は、小型自動旋盤向けツールホルダのサブスクリプションサービス「SUISUI SWISS」を発表した。最大1000種類のホルダの中から、必要なホルダを必要な時に必要な期間だけ利用でき、費用削減に貢献する。
日本特殊陶業は2019年10月23日、小型自動旋盤向けツールホルダ(ホルダ)のサブスクリプションサービス「SUISUI SWISS(すいすいスイス)」を発表した。サービス開始日は同年12月1日で、3プラン(交換回数)×3コース(対象ホルダ数)の計9オプションから選択できる。
SUISUI SWISSは、同社が提供するNTK小型自動旋盤用工具の中から、必要なホルダを必要な時に、必要な期間だけ利用できるサービス。プランやコースに応じて最大1000種類のホルダの中から選べ、新品を購入するより最大65%の費用削減効果がある。顧客企業の生産性向上と在庫削減とともに、使用されたホルダを検査し再利用することで環境負荷の低減にも貢献する。
ユーザーには、加工部品の変更時に新規購入の経済的負担なし最適なホルダを利用できることや、加工状況や生産スケジュールに合わせてホルダの変更、交換が可能といったメリットがある。また、ホルダ管理が可能な会員ユーザー専用サイトや、最短で申し込み日の翌営業日に発送する迅速なデリバリー体制も提供する。
プランは、リユースホルダありで年間利用可能本数2本の「ライト」、6本の「ヘビーユース」、新品ホルダのみで年間利用可能本数2本の「プレミアム」の3つ。コースは約300種類のホルダから選択できる「すいすい300」、約800種類から選択できる「すいすい800」、約1000種類すべてのホルダが利用可能な「すいすい1000」がある。
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