RPAエンジニアのプラットフォーム事業などを展開するPeaceful Morningが、RPAエンジニアの開発経験に関する調査結果を発表した。開発経験が多いツールの1位は「UiPath」、2位は「WinActor」で、この2ツールで全体の約7割を占めた。
RPA(Robotic Process Automation)エンジニアのプラットフォーム事業などを展開するPeaceful Morningは、2019年7月31日、RPAエンジニアがどのような開発経験を持つかについてのデータを公開した。
このデータは、同社が提供するサービス「RPA HACKフリーランス」に登録しているRPAエンジニア100人の回答をまとめたものだ。RPA HACKフリーランスは、企業にエンジニアを紹介するなどして、企業のRPA人材不足や、エンジニアが自分らしく働く上で法人、個人それぞれが抱える課題を解決することを目的としている。
100人のRPAエンジニアに、これまでで最も開発期間の長かったRPAツールを尋ねたところ、「UiPath」(35%)がトップとなった。続いて、「WinActor」(32%)、「BizRobo!」(13%)となり、日本国内で導入社数が多い「UiPath」と「WinActor」の2ツールで、全体の約7割を占めている。残りの「その他」(20%)を見ると、「Blue Prism」「Automation Anywhere」「WinAutomation」などのツールが含まれていた。
なお、最近、RPA HACKフリーランスに登録したRPAエンジニアには、開発経験のあるRPAツールが2種類以上と、複数のRPAツール開発経験を持つ人が多いという特徴があった。
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