CAREER FOCUSは、30代、40代の正社員を対象とした「キャリア後悔に関する実態調査」の結果を発表した。やらずに後悔しているキャリア選択が「ある」と84.7%が回答。語学やスキルの未習得を悔やむ声が多かった。
CAREER FOCUSは2025年12月15日、30代、40代の正社員1500人を対象とした「キャリア後悔に関する実態調査」の結果を発表した。
初めに、これまでのキャリア選択で、やらずに後悔していることがあるかを尋ねた。その結果、84.7%が「ある」と回答した。年代別では30代の81.3%、40代の88.2%が「ある」と回答しており、年齢が上がるほど後悔を抱える割合が高まる傾向が見られた。
最も後悔しているキャリア選択は、「英語・語学学習をしなかった」(52.8%)が最多となった。次いで「専門資格・スキルを取得しなかった」(47.3%)、「もっと早く転職すべきだった」(38.6%)となっている。
続いて、後悔している選択を実行していた場合と実行しなかった場合の推定生涯年収差を算出した。推計される影響額は全体の平均で1850万円に上った。特に「海外勤務・留学のチャンスを逃した」による影響額が大きく、4200万円となっている。
キャリアに対する後悔を初めて強く感じた年齢としては、28歳前後(34.2%)、32歳前後(27.8%)、35歳前後(41.6%)に回答が集中した。28歳前後では同期との差や転職市場での評価を意識し始めるケースが多く、35歳前後では昇進機会の減少や市場価値の低下を実感しやすいようだ。
後悔の主な原因としては、「いつかやろうと先延ばしにしていた」(52.8%)が最も多かった。次いで「情報不足により一歩踏み出せなかった」(47.3%)、「自分にはできないと思っていた」(38.6%)となっている。
一方で、後悔を抱えながらも行動を起こし、状況を好転させた事例も確認された。35歳から英語学習を始めて海外事業部の管理職に就いた例や、40歳で未経験からプログラミングを学び、フリーランスエンジニアとして独立した例、副業をきっかけに独立し年収を大きく伸ばした例などが挙がっている。
リカバリーに成功した人の共通点としては、「遅すぎるという思い込みを捨てた」(93.2%)、「小さく始めて継続した」(88.7%)、「期限と目標を明確に設定した」(81.4%)などが挙がった。
また、会社や上司からどんなサポートがあれば後悔を減らせたかを尋ねた。最も多かったのは「キャリア面談・相談機会の充実」(58.3%)だった。次いで「社内公募・チャレンジ機会の提示」(51.7%)、「スキル習得支援(研修・資格補助)」(49.2%)などが挙がった。
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