ラグザスは、AIの活用状況と世帯年収に関する調査結果を発表した。AIツールを週1回以上活用している活用者の平均世帯年収は864万円で、非活用者より227万円高かった。
ラグザスは2026年6月9日、AI(人工知能)の活用状況と世帯年収に関する調査結果を発表した。
同調査は、同年4月3日から6日にかけてオンラインで実施したもので、全国のビジネスパーソン2730人が回答している。
AI活用者(AIツールを週1回以上活用している人)の平均世帯年収を調べたところ、864万円となった。ほとんど、またはまったく使っていない非活用者の637万円と比べると227万円高い。毎日あるいは週に複数回使う積極活用者では、非活用者との差が280万円まで拡大している。
AIの活用頻度と平均世帯年収の関係では、頻度が高くなるほど年収も段階的に上昇する傾向が見られた。ほとんど使っていない層の605万円に対し、積極活用層は918万円と最大で313万円の差がある。試したことはあるが使っていない層でも771万円を記録しており、一度でも試した人とまったく試していない人で166万円の差が生じている。
年収帯別にAI活用率を見ると、400万円未満の層では21.9%にとどまっているが、1500万円以上の層では64.2%と約3倍の開きがある。600〜800万円未満の層から活用率が大きく増加し39.5%となり、800〜1000万円未満は47.6%、1000〜1500万円未満は54.0%となるなど、年収の上昇に伴い活用率が高まっている。
同社は、この相関関係が役職や企業規模に依存しないことを検証するため、回答者のうち一般社員1529人に絞って分析した。その結果、年収400万円未満の22.9%から1500万円以上の51.2%まで一貫して上昇しており、年収水準が高い人ほどAIを活用する傾向が確認できた。また、勤務先が大企業の人、中小や中堅企業の人、いずれにおいても同様の傾向が確認された。
同社は今回の調査結果を受けて、AI活用が業務効率化や情報収集、意思決定の精度の向上において重要なスキルになりつつあると分析している。
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