レバテックは「黒字リストラに関する意識調査」の結果を発表した。IT人材の約4割が、黒字リストラに脅威を感じていた。勤務先で黒字リストラが実施される可能性については、21.8%が「あると思う」と回答した。
レバテックは2026年1月14日、「黒字リストラに関する意識調査」の結果を発表した。
同調査は2025年12月5日から8日にかけてオンラインで実施したもので、正社員として働くIT人材600人が回答している。
初めに、業績好調ながら人員を削減する「黒字リストラ」を勤務先が実施する可能性に脅威を感じるか尋ねたところ、「非常に脅威を感じる」が10.0%、「やや脅威を感じる」が29.2%となった。合計すると39.2%に達している。
脅威を感じる理由は、「すぐに次の仕事が見つからないと思うから」(56.6%)が最多となった。一方で、脅威を感じない層の理由では「すぐに次の仕事が見つかると思うから」(32.7%)や「自分が保持するスキルに自信があるから」(22.8%)が上位を占めており、自身のスキルに対する自信が不安の有無を分ける要因となっている。
勤務先で黒字リストラが実施される可能性については、21.8%が「あると思う」と回答した。
勤務先が自分以外を対象に黒字リストラを実施した場合、エンゲージメントが変化するかに関しては、「低下する」が17.0%、「どちらかというと低下する」が21.0%となった。特に50代では「低下する(どちらかというと低下するを含む)」が半数を超えている。
「低下する」「どちらかというと低下する」の回答理由は、「社員よりも利益を優先する会社の倫理観に不信感を覚えるから」(58.3%)が最も多かった。利益を優先する企業の姿勢が、残留する社員の不信感に直結する実態がうかがえる。
一方、黒字リストラを肯定的に受け取る層では「社員の危機感を刺激し、モチベーションが高まると思うから」(50.8%)、「人員予算が残った社員に再分配されると思うから」(41.7%)など競争力向上や組織の効率化を踏まえた理由が上位を占めた。
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