チェコに新工場を建設、自動車の電動化事業を強化 : 工場ニュース
三菱電機は、チェコ共和国の自動車機器製造および販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive Czechに新工場を建設し、48Vハイブリッド車用ISGシステムなどの電動車両用モーター、インバータの生産体制を拡充する。
三菱電機は2019年3月6日、チェコ共和国の自動車機器製造および販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive Czech(MEAC)に新工場を建設すると発表した。新工場は平屋建てで、延べ床面積約9880m2 、投資額は約12億円となる。2020年4月の稼働開始を予定している。
近年、世界の自動車市場ではCO2 の排出量削減に貢献するハイブリッド車や電気自動車などの普及が急加速している。
同社はMEAC敷地内に新工場を建設し、ヨーロッパでの需要拡大が見込まれる48Vハイブリッド車用ISGシステムなどの電動車両用モーター、インバータの生産体制を拡充。今後さらに世界市場で需要拡大が見込まれる自動車の電動化事業を強化し、自動車機器事業のさらなる拡大を目指す。
MEAC新工場のイメージ(クリックで拡大) 出典:三菱電機
工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は「搬送」と「検査」か
労働力不足が加速する中、人手がかかる作業を低減し省力化を目的とした「自動化」への関心が高まっている。製造現場では以前から「自動化」が進んでいるが、2019年は従来の空白地域の自動化が大きく加速する見込みだ。具体的には「搬送」と「検査」の自動化が広がる。
自律するスマート工場実現に向け、IoTプラットフォーム連携が加速へ
製造業のIoT活用はスマート工場実現に向けた取り組みが活発化している。多くの企業が「見える化」には取り組むが、その先に進むために必要なIoT基盤などではさまざまなサービスが乱立しており、迷うケースも多い。ただ、これらのプラットフォームは今後、連携が進む見込みだ。
見えてきたスマート工場化の正解例、少しだけ(そもそも編)
製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。本連載では、第4次産業革命で起きていることや、必要となることについて、話題になったトピックなどに応じて解説します。第28回となる今回は、スマート工場化において見えてきた正解例について前提となる話を少しだけまとめてみます。
スマートファクトリーはエッジリッチが鮮明化、カギは「意味あるデータ」
2017年はスマートファクトリー化への取り組みが大きく加速し、実導入レベルでの動きが大きく広がった1年となった。現実的な運用と成果を考えた際にあらためて注目されたのが「エッジリッチ」「エッジヘビー」の重要性である。2018年はAIを含めたエッジ領域の強化がさらに進む見込みだ。
2030年にマツダは電動車100%、「ディーゼルも電動化組み合わせて残す」
マツダは2018年10月2日、東京都内で会見を開き、2030年に生産する全ての車両に電動化技術を搭載すると発表した。内訳の5%は電気自動車(EV)で、バッテリーのみで駆動するモデルと、ロータリーエンジンを発電に使うレンジエクステンダーモデルを開発する。エンジンのみで走るクルマはラインアップからなくなる。
モビリティのサービス化の最前線、技術とビジネスの在り方が変わる
MONOist編集部が開催したセミナー「MONOist Future Mobility Forum 2018」では、つながるクルマの進化を支える最新技術について語られた。各社の講演レポートをお届けする。
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