三菱電機は、チェコ共和国の自動車機器製造および販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive Czechに新工場を建設し、48Vハイブリッド車用ISGシステムなどの電動車両用モーター、インバータの生産体制を拡充する。
三菱電機は2019年3月6日、チェコ共和国の自動車機器製造および販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive Czech(MEAC)に新工場を建設すると発表した。新工場は平屋建てで、延べ床面積約9880m2、投資額は約12億円となる。2020年4月の稼働開始を予定している。
近年、世界の自動車市場ではCO2の排出量削減に貢献するハイブリッド車や電気自動車などの普及が急加速している。
同社はMEAC敷地内に新工場を建設し、ヨーロッパでの需要拡大が見込まれる48Vハイブリッド車用ISGシステムなどの電動車両用モーター、インバータの生産体制を拡充。今後さらに世界市場で需要拡大が見込まれる自動車の電動化事業を強化し、自動車機器事業のさらなる拡大を目指す。
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