コグネックスは、超高解像度の画像処理システム「In-Sight 9000」シリーズを発表した。巨大な画像を処理し、高精度な位置決めや測定ができる他、検査対象物までの距離が離れていても精度の高い検査ができる。
コグネックスは2018年11月16日、超高解像度の画像処理システム「In-Sight 9000」シリーズを発表した。これまでにない巨大な画像を処理し、高精度な位置決めや測定に対応。検査対象物までの距離が離れている場合も、精度の高い検査ができる。
堅牢な設計で、画像サイズはIn-Sightビジョンシステム史上最大となる。複数の対象物を単一の視野で、検査、測定、識別し、高精度と広視野を同システム1台で両立する。また、PCや専用コントローラーによる複雑なプログラミングを必要としない、使いやすいスタンドアロン画像処理システムとなっている。
アプリケーションの設計やセットアップには、他のIn-Sightビジョンシステムと同様、In-Sight Explorer EasyBuilderインタフェースを使用できる。豊富なビジョンツールやPatMax RedLine、High Dynamic Range Plus(HDR+)などの技術を搭載し、多様なアプリケーションに対応する。
In-Sight 9000シリーズは、「In-Sight 9902L」(2Kラインスキャン)と「In-Sight 9912」(1200万画素エリアスキャン)の2モデルを展開。どちらもIP67に準拠し、工場での厳しい環境に対応する。
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