KDDIがAPIマーケットプレース「KDDI IoTクラウド API Market」の提供を開始した。APIを利用してサービス開発したい企業が、自社開発や個別に外部のAPIを探すことなく、多様なAPIラインアップの中から選択して活用できる。
»2018年02月14日 09時00分 公開
[MONOist]
KDDIは2018年1月30日、新たなIoT(モノのインターネット)サービスの創出を促進する「KDDI IoTクラウド API Market」の提供を開始した。利用料金は、APIプロバイダーが年間登録料2万5000円(API商品単位)とAPIマーケット手数料(売上高に応じた手数料率を設定)、API利用者はAPIプロバイダーが設定した各種料金が必要となる。
KDDI IoTクラウド API Marketは、データやサービスをAPIで提供するAPIプロバイダーと、さまざまなAPIを利用して新サービスを開発したい企業をつなぐAPIのマーケットプレース。同サービスを利用することで、これまで自社開発や個別に外部のAPIを探すなどしてサービス開発していたところを、多様なAPIラインアップの中から選択して活用できるようになる。また、APIプロバイダーおよびAPI利用者は同サービスの料金システムを通じて一元的な請求、支払が可能になる。
コネクテッドカーがもたらす自動車データ流通の衝撃
コネクテッドカーによって自動車データが流通する未来に向けて、転換期を迎える自動車業界。米国ミシガン州で開催された「TU-Automotive Detroit 2017」のレポートを通してその激動をお伝えする。次代のアマゾン、ウーバーといわれる、自動車データ流通で注目を集めるベンチャー・Otonomo CEOのベン・ボルコフ氏へのインタビューも行った。