業務用車両の情報をクラウドで管理できるIoTプラットフォーム製造ITニュース

トライポッドワークスは、業務用車両向けのIoTプラットフォーム「BLUE-Connect」を2018年1月から提供する。タイヤセンサーやスマートフォンから収集した情報をクラウドで統合管理し、商用車の車両管理や安全運行業務に活用できる。

» 2017年12月20日 09時00分 公開
[MONOist]

 トライポッドワークスは2017年12月7日、業務用車両向けのIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「BLUE-Connect(ブルーコネクト)」を、2018年1月から提供すると発表した。価格は1車両あたり月額980円(税別)で、契約は10車両から。導入時にはセンサー購入費用が必要となる。同社では、2018年12月までに1万車両の契約を販売目標としている。

 BLUE-Connectでは、トラックやバス、タクシーといった業務用車両を管理する、テレマティクスサービスを提供する。タイヤ外部から装着可能なキャップ型のBluetooth対応センサー「Blue-Sensor」、スマートフォンなどからクラウドへデータを転送するアプリケーション「BC-Gateway」、受信したデータを保管・分析するクラウドサービス「BC-Cloud」の3つで構成される。

 タイヤの空気圧や温度をはじめ、車両位置、進行方向、高度、速度、気圧、走行距離などのデータをクラウド上で管理。それらをリアルタイムでダッシュボード画面から確認できるため、商用車の車両管理や安全運行業務に活用できる。

 今後はアルコールチェッカーや庫内簡易温度計など、対応センサーの種類を増やし、積載物やドライバーの健康などが管理できるようにサービスを拡充していく。

photo 「BLUE-Connect」管理者用ダッシュボードの開発予定画面(クリックで拡大) 出典:トライポッドワークス
photo 「BLUE-Connect」システム構成図(クリックで拡大) 出典:トライポッドワークス

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