プロセスエラーを特定し、読み取り率とスループットを最大化する画像システムFAニュース

コグネックスは、プロセスエラーを迅速に特定し、読み取り率とスループットを最大化する画像システム「Cognex Explorer Real Time Monitoring」を発売した。現場管理者の迅速な修正措置や工程の最適化に貢献する。

» 2017年11月17日 07時00分 公開
[MONOist]

 コグネックスは2017年9月25日(米現地時間)、プロセスエラーを迅速に特定し、読み取り率とスループットを最大化するシステム「Cognex Explorer Real Time Monitoring(RTM)」を発売した。

 RTMは、バーコード品質の傾向やバーコードリーダーの設定変更を監視し、工業用ハンドヘルド型バーコードリーダー「DataMan」で収集したデータを集計する。その傾向をレポートし、施設全体へフィードバックすることで、読み取り率の低下原因や障害の状況を迅速に特定する。監査ログやヒートマップがオンライン表示されるため、現場管理者は迅速に修正措置や工程の最適化に取り組める。

 また、スマートファクトリーやIndustry 4.0環境もサポート。DataManセットアップツールを使用して最大20台のDataManリーダーを構成可能で、その結果をブラウザベースのインタフェースでモニタリングできる。RTMから提供されるパフォーマンス統計は、PCやタブレット、スマートフォンを使って施設内のさまざまな場所で確認できる。

photo 「Cognex Explorer Real Time Monitoring」(クリックで拡大) 出典:コグネックス

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