富士通九州システムズが設計者向けCAE「ANSYS AIM」を販売開始CAEニュース

富士通九州システムズが、設計者向けマルチフィジックス解析ツール「ANSYS AIM」の販売を開始する。構造/流体/伝熱/電気伝導/磁場/押出成形などの解析シーンに対応し、各解析機能を組み合わせた連成解析が可能だ。

» 2017年07月06日 10時00分 公開
[MONOist]

 富士通九州システムズは2017年6月21日、サイバネットシステムと販売代理店契約を締結したと発表した。同月下旬から、設計者向けマルチフィジックス解析ツール「ANSYS AIM(アンシス エイム)」の販売を開始する。

 ANSYS AIMは、設計から解析/結果評価までの全機能を単一のウインドー内で使用できる。CAEの経験が少ない人でも、ガイドに沿って作業するだけで短期間で操作を習得できる(関連記事:マルチフィジクス解析を身近に、設計者に使ってほしい――新製品「ANSYS AIM」)。

 また、世界中で導入実績を持つCAE「ANSYS」の解析ソルバを採用。操作環境はANSYS Workbench環境をベースに開発されている。マルチフィジックス解析ソフトウェアとして、構造/流体/伝熱/電気伝導/磁場/押出成形などの解析シーンに対応する。

 また、流体−構造連成解析、電流−伝熱−構造連成解析など、各解析機能を組み合わせた連成解析が可能。解析機能を活用するため、通常のポスト機能に加えて結果評価/最適化ツールなどを搭載しており、さまざまな設計業務に活用できる。

photo 「ANSYS AIM」の機能イメージ

関連キーワード

ANSYS | 富士通 | CAEニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.