AZAPAは、IHIと共同開発したADAS(先進運転支援システム)のテストケースを2018年内に販売する。「dSPACE Japan User Conference 2017」の展示ブースで披露したデモには、MONOistの連載「モデルベース開発奮戦ちう」の主人公を使った痛車が登場。「シミュレーターの中なら痛車も痛くないし、他車両にぶつかっても痛くない」(AZAPA)なのだとか。
[朴尚洙,MONOist]
AZAPAは、IHIと共同開発したADAS(先進運転支援システム)のテストケースを2018年内に販売する。2017年6月9日に東京都内で開催された、dSPACE Japanのプライベートイベント「dSPACE Japan User Conference 2017」の展示ブースで披露した。
近年、自動車のさまざまな機能のテストは、モデルベース開発に基づくHILS(Hardware In the Loop Simulator)で行われるようになっている。テストコースを用いた実試験は、最終的な確認作業になりつつある。その一方で、開発した車両モデルを走行させる交通環境モデルについては簡易なものを使うことが多かった。