ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は、日本のIoTにおける成功事例を地図上で共有する「IoTユースケースマップ」を公開した。製造業のIoT活用を促進する狙い。ドイツのPlattform Industrie 4.0とも連携し、国際連携なども進めていく。
ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は、日本におけるIoTのユースケースを地図上にプロットして情報共有する「IoTユースケースマップ」を公開した。
「IoTユースケースマップ」は、中小製造業のIoT活用を促進するための取り組みの1つで、中小製造業の「IoTをどう活用してよいのか分からない」とした声に対応するために作成された。2016年から「β版」として約30社の事例を公開していたが、新たに募集した事例なども含めて今回「正式版」を公開した※)。
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新たに公開された正式版には203のIoT活用事例が紹介。日本地図上に表示された事例を拡大していけば、自社の近隣で公開されている事例を閲覧できる。また、詳細紹介ページなども用意されており、ケース分類や企業規模、実現した内容、効果などを確認できる。
IoTユースケースマップは日本政府やRRIで、ドイツのIT系展示会「CeBIT」などを通じて国際発信する計画。また、ドイツのインダストリー4.0の推進組織である「Plattform Industrie 4.0(プラットフォームインダストリー4.0)」ともIoTユースケースマップを相互にリンクすることを合意して公開している。
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