ハイゼット キャディーは、エンジンを前方に置くレイアウトとすることにより、乗員室フロア高360mm、シート高を750mmとした。フロア高は、軽キャブバン「ハイゼット カーゴ」と比較して71mm、シート高は25mm低くなり、女性や高齢者でも乗り降りしやすくした。


FF車の特徴を活用し、荷室を確保しながら乗り降りや荷物の積載作業の負担を軽減する(左、中央)。アンダートランクを使用すれば1485mmの高さの荷物も立てたまま積載できる(右) (クリックして拡大) 出典:ダイハツ工業また、荷室フロア高は595mmでハイゼットカーゴよりも40mm低い。さらに、脱着式のデッキボードを外すと、荷室後方と助手席の後方でアンダートランクを使用することができ、最大荷室高1485mmを確保する。背の高い荷物も立てたまま積載できる。
安全装備も軽乗用車並みとした。レーザーレーダーとカメラ、ソナーセンサーを組み合わせた衝突回避支援システム「スマートアシストII」を一部グレードで標準搭載とした。従来の軽商用車ではオプション設定だったABSは全車で標準搭載とする。また、横滑り防止装置や、登り坂での発進でクルマが後退するのを防止するヒルホールドシステムや、時速60km以上で走行中に急ブレーキを踏んだ場合にハザードランプを高速点灯させる「エマージェンシーストップシグナル」も全車標準装備として設定した。
全高1835mmの軽自動車「ウェイク」がカーブで転倒しない理由
新型「エブリイ」はオートギヤシフトでエコカー免税、自動ブレーキも搭載
新型「ハイゼット トラック」は農業女子と高齢者を意識
電気自動車40年の歴史を生かす、ダイハツが軽商用EVの実証試験Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム