日産自動車は、ドライバーの脳波を基に運転感覚を言語化し、車両の周辺に投影する機能を搭載した電気自動車「リーフ」を製作した。リーフ発売5周年を記念し、この車両を使って若者がリーフの運転を楽しむ様子を紹介するプロモーション映像も制作、公開している。
日産自動車は2016年4月13日、ドライバーの脳波を基に運転感覚を言語化し、車両の周辺に投影する機能を搭載した電気自動車「リーフ」を製作したと発表した。リーフ発売5周年を記念し、この車両を使って若者がリーフの運転を楽しむ様子を紹介するプロモーション映像も制作した。
この企画のリーフは、運転感覚を33種類のマンガの吹き出しを模したイラストで表現する。ドライバーの脳波を専用のヘッドセットで測定、リアルタイムに分析してその時の運転感覚に合う吹き出しイラストを自動で選ぶ。
プロモーション映像では、自動車教習所に通う若者が、リーフを運転して興奮や楽しさを感じる様子を表現した。
製作したプロモーション映像とは別に男女30人を被験者とし、リーフの運転中の脳波を測定してリーフの運転感覚を分析した。その結果、発進時は2人に1人がβ波が現れ興奮度が高まることが分かったという。また、コーナリング時は9割以上の被験者でα波が見られ、心地よい運転感覚があると確認したとしている。
この実験は、一般道では時速0〜40kmの発進や加速、コーナリング、上り坂の加速などを体験した。また、高速道路では時速60km以上の走行を行った。
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