アドバンテックは、Intel Celeron J1900プロセッサ搭載のコンパクトファンレスボックスPC「ARK-5261」を発売した。USB 3.0/USB 2.0ポート、PCI/PCIe拡張スロットなど、豊富なフロントサイドI/Oを備えた。
アドバンテックは2015年6月8日、高パフォーマンスで省電力のコンパクトファンレスボックスPC「ARK-5261」を発売した。フロントサイドの包括的I/Oインタフェースなどにより、マシンオートメーション分野で幅広く活用できるという。
ARK-5261は、Intel Celeron J1900プロセッサを採用したファンレス組み込み用ボックスPC。同社従来製品「ARK-5260」システムの後継機種で、チップセットのアップグレードに加え、USB 3.0/USB 2.0ポート、PCI/PCIe拡張スロット、自動フロー制御RS-232/422/485シリアルポートなどを備えた。
PCI-ExpressおよびPCIへの拡張も可能で、生産自動化・画像検査・プロセス制御・自動梱包などの用途に対応できる。温度範囲は−20〜60℃で、DC入力は9〜30V。無償で提供される「SUSIAccess」でリモート管理システムが可能になる他、同梱のMcAceeとAcronisにより、ホワイトリスト方式セキュリティおよびシステムリカバリーに対応できる。
ラインアップは、スタンダードモデルの「ARK-5261S-J0A1E」(PCIE×1、PCI×2拡張カード)、絶縁モデルの「ARK-5261I-J0A1E」(絶縁COMポート×4)、PCI×3モデルの「ARK-5261P-J0A1E」(PCI×3、Mini-PCIE)の3種となる。
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