米国市場での販売拡大に向け、新たな自動車工場を建設:工場ニュース
ボルボは、米国に新しい生産工場を建設することを発表した。投資総額は約5億ドル(約600億円)で、新工場の建設により、年間10万台という米国での中期的な販売目標の達成を目指す。
ボルボは2015年3月31日、米国に新しい生産工場を建設することを発表した。投資総額は約5億ドル(約600億円)で、米国に新たな拠点を構えることで、同国市場に対して長期的な取り組みを行う。
ボルボでは現在、欧州と中国にそれぞれ2カ所の工場を有している。今回、2010年から進められている組織再編の一部として、米国に新工場を建設。これにより同社は、主要3大陸に生産拠点を持つグローバルな自動車生産会社となる。
新工場の設立により、同社は年間10万台という米国での中期的な販売目標の達成を目指す。また同時に、3大陸全てで売り上げを伸ばし、成長軌道を堅調なものにしていくという。なお、新工場の建設予定地および投資額の詳細は後日正式に発表される予定だ。
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
- モノがつながる社会の中でクルマの価値をいかに高めるか
通信機能を持つクルマ、いわゆる“コネクテッドカー”の普及が進んでいる。「Teradata Universe Tokyo 2015」でVolvo CarsのJonas Ronnkvist氏が、コネクテッドカーの普及が自動車業界にもたらす変化とボルボの未来を見据えた自動車開発について語った。
- サイクリストのハートをわしづかみ、ボルボとスバルは自転車にもぶつからない
自動車ジャーナリストの今井優杏さんが、独自の切り口で最新のエコカーや搭載技術を紹介する本連載。今回は、クルマや歩行者だけでなく、自転車との衝突も回避できる、ボルボの「サイクリスト検知機能」とスバルの「アイサイト」を取り上げる。
- トヨタの分かりにくさ、BMWの分かりやすさ
「東京モーターショー2013」における各自動車メーカーの展示内容やコンセプトカーをプロダクトデザイナーが斬る。トヨタ自動車/レクサスブースと、BMW/MINIブースの展示内容から感じたこととは?
- 世界最大規模の商用車ショーに見る、トラックとバスの未来のカタチ
ドイツの自動車ショーと言えば、隔年で開催されている乗用車が対象の「フランクフルトモーターショー」が知られている。しかし、その間の年に開催されている、ハノーバーを舞台にした世界最大規模の国際商用車ショーも、トラックやバスなどのトレンドを見据える上で重要なイベントになっている。川端由美氏によるリポートをお届けしよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.