高風量・高静圧・低騒音・省エネルギーのφ225mm×99mm厚遠心ファンFAニュース

山洋電気は、φ225mm×99mm厚の遠心ファン「San Ace C225」を発売した。高風量・高静圧でありながら騒音と消費電力を抑えたという。

» 2015年02月09日 07時00分 公開
[MONOist]

 山洋電気は2015年1月23日、φ225mm×99mm厚の遠心ファン「San Ace C225」を発売した。San Ace C225は、定格入力175.2Wの「9TS48P0G001」と99.8Wの「9TS48P0H001」の2種をラインアップ。9TS48P0G001では、最大風量28.1m3/min、最大静圧861Paを可能とし、実装密度の高い装置でも高い冷却効果を得ることができる。9TS48P0H001は、音圧レベル70.5dB(A)、消費電力99.8Wとなっており、高風量・高静圧でありながら騒音と消費電力を抑えたとのことだ。

 外形寸法はいずれもφ225mm×99mmで、質量は1220g、定格電圧は48V、使用電圧範囲は36〜72Vとなる。外部からファンの回転速度をコントロールできる、PWMコントロール機能も備えた。

 主に、通信装置、熱交換器、大型蓄電システム、太陽光発電用パワーコンディショナ、エアーカーテンなどの用途向けで、価格はオープン。同社では、初年度に月当たり3000台、次年度に月当たり5000台の販売を目指すという。

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photo 使用時の空気の流れ
photo 装置への取り付け例

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