山洋電気は、φ225mm×99mm厚の遠心ファン「San Ace C225」を発売した。高風量・高静圧でありながら騒音と消費電力を抑えたという。
山洋電気は2015年1月23日、φ225mm×99mm厚の遠心ファン「San Ace C225」を発売した。San Ace C225は、定格入力175.2Wの「9TS48P0G001」と99.8Wの「9TS48P0H001」の2種をラインアップ。9TS48P0G001では、最大風量28.1m3/min、最大静圧861Paを可能とし、実装密度の高い装置でも高い冷却効果を得ることができる。9TS48P0H001は、音圧レベル70.5dB(A)、消費電力99.8Wとなっており、高風量・高静圧でありながら騒音と消費電力を抑えたとのことだ。
外形寸法はいずれもφ225mm×99mmで、質量は1220g、定格電圧は48V、使用電圧範囲は36〜72Vとなる。外部からファンの回転速度をコントロールできる、PWMコントロール機能も備えた。
主に、通信装置、熱交換器、大型蓄電システム、太陽光発電用パワーコンディショナ、エアーカーテンなどの用途向けで、価格はオープン。同社では、初年度に月当たり3000台、次年度に月当たり5000台の販売を目指すという。
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.